2024年11月30日、国際経済学科の吉田敦ゼミナールの学生有志にて、駒澤大学(世田谷キャンパス)で開催された経済学部ゼミナール連合主催による「第9回学生シンポジウム」に参加してまいりました。以下では、その時の様子を報告させていただきます。
駒澤大学の学生シンポジウムは、他大学の学生が勉強しているテーマについて深く学ぶことができるうえに、様々な学生と交流ができるとても貴重な機会です。私たちもシンポジウムに参加し、多分野の異なるバックグラウンドを持つ参加者と議論を交わすことで、さまざまな視点に気づくことができ、今後のゼミナール活動に活かすことができると大変に刺激を受けました。
駒澤大学の正門前
シンポジウム当日、まず開会式がありました。開会式では、シンポジウムに参加する200名を超える学生が集まりました。その中には東洋大学の学生だけでなく、中央大学の学生も参加しており、とても活気が溢れていました。
開会式が終わると、それぞれの分科会の教室へ移動してシンポジウムが始まりました。私たちが配置された分科会のテーマは『ブランドと広告』で、ゼミでおこなっているプロジェクトに関連した非常に興味深い研究発表も聞くことができました。
吉田敦ゼミナールの発表では、これまで実施してきたフェアトレード商品の企画開発プロジェクト(フェアトレード認証工場Suvastra India様と認定NPO 法人フェアトレード・ラベル・ジャパン様の協力のもと実施しているStepping Stoneプロジェクト)の進捗説明、および、インドで活動するNPO法人「結び手」様と進めてきたコラボ商品開発から学んだ教訓や途上国で暮らす人々の労働環境、教育環境などを発表しました。最後に、同じグループ4人のメンバーで、実際にインドを旅して得た経験や現地の様子などの写真を交えて発表することができました。
駒沢大学「第9回学生シンポジウム」分科会発表の様子
インド旅行にてお世話になった現地インドの男性と
他大学でのシンポジウムの参加は、今回がはじめてで、発表内容や資料作成には指導教授の吉田敦先生をはじめ、ゼミの多くの学生が協力してくれました。
発表後の討論は、論点についてそれぞれが持つ意見を交わし、とても有意義な時間となりました。普段自分たちのゼミの中で意見を出し合っているのでこういった場で自分たちの進めているプロジェクトを初めて聞いた人たちから意見をもらうというとても貴重な場でした。駒澤大学の学生の発表が内容も資料も意見交換も完成度が高くて刺激的な時間でした。運営の方が駒澤大学だけでなくもっと他の大学の色んなゼミも交えて発展させていきたいと熱い気持ちを持っていたのが印象的でした。
自分たちと同じ年代の学生達が精力的に活動している姿を見て今後のゼミ活動にもより一層、頑張っていきたいと思います。お誘いいただいた駒澤大学ゼミナール連合の皆様ありがとうございました。