始めの動作
最初、正面に向かって、取は左に、受は右に、約5.5m(約3間)の距離をおいて直立し、両者、正面に向かって同時に立礼をし、互いに向き合って坐礼をする。 取、受ともに立ち上がり、同時に左足から1歩踏み出して自然本体になる。両者、同時に、左足を1歩後ろに退き爪立てたまま元の踵の位置に左膝を下ろし、右足を右横に開き(上腿と下腿はおおむね直角)、右掌を右膝上に置き左手を自然に垂れる。これを踞姿または位取りという。次いで、受は、右足を内側に移し、その足から1歩前進、左膝もこれに継ぎ(膝行)、さらに右足を右に開いて踞姿になり位をとる。