海食洞(かいしょくどう)とは、波による浸食で海岸の崖につくられた洞窟のことをいいます。海岸の崖にほかの岩層より柔らかい層や、同じ岩層でも割れ目などの比較的弱い部分があると、浸食が早く進むために海食洞がつくられます。大きなものでは人が居住できるほどのものになった例もあり、古代の生活跡が発見されたこともあるそうです。

五浦海岸は柔らかい砂〜泥の層と比較的硬い石灰岩の層からできているため、たくさんの海食洞がありますが、その中で歩いて行けるポイントを見つけたので紹介します。マップ図ポイント①「忘れじ平和の碑」裏の海岸で海食洞を見ることができます。ここでは見るだけでなく実際に入ることもできます。海食洞から望む海は雄大で、洞内部にこだまする風や波の音は大変素晴らしく、肌で自然を感じることができます。ぜひ足を運んでみてください!