①地層のでき方

ポイント①の地層は深い海の底でできました。地層がどのようにできるのかは主に「運搬」「堆積」の仕方に関係しています。水や風の流れによって砂利、砂、泥などが運ばれて、海や川などの水底にたまったり地表で集まってたまったりすることを「堆積」と言います。

ポイント①の地層が深い海で堆積してできたとわかっていますが、それはなぜでしょうか?浅い海では流れが強いので小さな砂粒や軽い泥は沖に流されてしまうため、粗めの砂などが堆積します。しかもその時に海底まで波の影響を受けるので、海底の砂は移動します。なので、特徴的な構造が地層に残ったりします。

それと違って、深い海では水中の流れが穏やかになり、海底まで波の影響を受けないので、流されてきた小さな砂や泥が静かにゆっくりと堆積します。その様子は雪が降り積もるようですが、もっと時間をかけて堆積します。このようにして堆積すると平行な縞模様ができます。