筑波山

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つつじヶ丘から始まる地図内の赤色の登山道を登って見ましょう(緑の線は、その他の登山道です)。周りの石は、すべてハンレイ岩と呼ばれる黒っぽい石です。筑波山の上半分はハンレイ岩と呼ばれる黒っぽい石です。下半分はカコウ岩と呼ばれる白っぽい石でできています。地図の点線はその境目です。

ハンレイ岩でできた山は珍しく、筑波山は日本地質百選にも選ばれています。なぜこのようなつくりになったのでしょうか?実は、筑波山は巨大なマグマの化石なのです!

見所紹介

弁慶の七戻り 今にも落ちてきそうな大きな岩。恐れ知らずで有名なあの弁慶でさえ、岩の前で7回行ったり来たりを繰り返したといわれています。

高天原 両側に岩の壁が迫る狭い道を登るとほこらがあり、拝むと夫婦和合の御利益があるといわれています。

母の胎内くぐり 子授けと安産の神様が祀られています。巨大な岩の下にある狭い通路をくぐると安産になると言い伝えられています。

ガマ石 巨大なガマガエルの形に見える岩です。カエルの口の中に小石を投げ、うまく積むことができると願いが叶うといわれています。

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