観察ポイント② 枕状溶岩

林道の脇に赤沢層の枕状溶岩の露頭があります。枕状溶岩は枕のような丸みを帯びた形状の岩石で、海底で噴出した溶岩が水中で急速に冷え固まることによりこれにより生じます。冷え固まっていく最中に中にある溶岩が表面の既に固まって殻のようになっている溶岩を破って新しい枕を作っていくことで小山を形成することもあります。 以上のことから、赤沢層の火山活動の一部は水中で起こっていたことが分かります。


参考文献(もっと詳しく知りたい方は是非ご覧下さい!)

小木津山自然公園に関する資料田切2012)