ジェットストリーマー

千波湖に2018年までスワン型の装置がいくつも浮かんでいたのをご存知ですか? 以前から千波湖は、窒素やリンなどの増加による富栄養化が進み、夏季にはアオコと呼ばれる植物性プランクトンが異常発生しました。これを解決するため、合計10基のスワン型のジェットストリーマー (流動促進装置) による水質浄化を始めました。現在では、より水戸の景観に合うようヨシなどの水生植物を植栽した自然を模した見た目に改め活躍しています(下の写真参照)。

ジェットストリーマーはポンプによって湖内の水を後方から取水し、前方に排出することで湖内に大きな流れを生じされます。この流れによって湖内の循環を行い、湖全体に酸素が行き渡るようにします。また、超音波発生装置とオゾン発生装置によりアオコを死滅させ、湖内の水質改善も図っています。