東海寺の山門をくぐった虚空蔵菩薩堂の裏手に、馬の保護神である勝善神がある。
碑高90cmの自然石に刻まれた文字は見応えがある。碑には「勝善神惣村世話人 手塚善三郎 半田善助 阿久津辰治」とある。
建立の時期について残念ながら読み取ることが困難であるが、碑の様子から幕末の建立と思われる。
近頃は、馬を見るには競馬場か動物園に行かねばならないが、かつての生活の中では馬と人々とのかかわりは、今日の我々の想像以上である。馬の保護神である勝善神がいまでも多数見られるのもむべなるかなである。
東北から北関東にかけて、「蒼前神」「駒形神」「勝善神」「馬暦神」「馬力神」「生駒大神」「馬形神」などの文字塔が見られる。