上篠井公民館前の道を高龗(たかお)神社に向かって行くと、神社の入り口にこの塔(高さ120cm)がある。
塔には、太い字で「二十三夜塔」、塔の側面には「文政元戊寅年」(1818年)の陰刻がある。
江戸時代末には、十五夜、十七夜、十九夜、二十三夜などの月の出を待つ行事が行われていたようで、特に二十三夜はさかんであったようだ。当時ここは、この地域の人たちが集まって飲食を共にする、地域の人々の社交や娯楽の場となっていたのだろう。
この塔は、参加者が、行事を記念して建立したものだろう。180年余を経過した今、当時の様子を知る貴重なものである。