石那田一里塚を西上し、石那田と上小池の境にトリコロール洋菓子店がある。店の西隣りの木立の中に「うらない仏」「庚申塔」「経塚」と思われるマウンドが並ぶ中に 「巳巳供養」の碑が建っている。碑に向かって左側面に「上石那田□」の文字が読みとれる。
「巳巳供養」の碑の造立意図は、日待信仰にともなったものであろう。日待とは、辰の日に集まり巳の日を待つ行事で、夜を徹して行事が行われた。巳=蛇は弁財天の使いだと考えられている。巳の日は弁財天の縁日である。
弁財天信仰の盛んな所では、人々は近くの弁財天に参詣した。一方巳には脱皮、変成の象徴とも考えられるため、神社の鳥居のしめ縄も巳=蛇を連想したものではないかとも考えられる。