上小池地内の龍興寺廃寺の北側斜面を100m程登った山中に、不動様と呼ばれる立像の石仏と大日様と呼ばれる坐像の石仏がある。
二躰の石仏とも雨風を凌いでいた建物は、すっかり朽ち果て、石仏は野ざらしになっている。不動様の石仏には「貞享四丁卬六月 願主 為盛敬白」
大日様の石仏には「貞享四丁卬… 安楽所也 願主 秀盛敬白」(1687年)とある。
さらに坐像石仏の前の石燈籠には「天明六丙午歳 龍興寺 四月吉祥日法印辨海」(1786年)の陰刻が見られる。
これらの石仏は、願い事を良く聞いてくれる仏様だと言われている。寂しそうにしているこれらの石仏を、大切にしたいものである。