どこの神社を訪れても鳥居を潜ると狛犬と出会うことが多い。下篠井高龗神社の狛犬は、残念ながら建立の年号が見あたらない。(因みに、昭和12年に本殿改築、さらには拝殿が新築されているので、その時に建立されたものかも?)
写真に見られる狛犬は、拝殿に向かって右側にあり口を開いた「阿形(あぎょう)」、左側には口を閉じた「吽形(うんぎょう)」の狛犬が見られる。
狛犬は、神社の魔除けと考えられ、拝殿(神殿)の前に左右一対で置かれるのが一般的のようである。狛犬の起源は、インドや中央アジアに棲息していたライオンであるといわれ、それが朝鮮の高麗を経て日本に伝えられたことから「狛犬(こまいぬ/高麗)」と呼ばれるようになったと言われている。
狛犬が一般の神社に置かれるようになったのは、平安時代末期と言われているが、今、私たちが慣れ親しんでいる狛犬は、江戸時代に入ってから多様な形で発展し、神社には、なくてはならない存在になったようである。