文挟街道を西に向かって仲根公民館の手前を南に折れた山中深くのところに、この毘沙門様の祠がある。
祠の前にある燈籠には「明和」(1764~1771)の年号が刻まれている。
かつては、 一月三日仲根が主催で桑原、岡坪の人々も祭りに参加していたようである。現在は、仲根地区の祭りの世話人が二月の第一日曜日に甘酒を供えるのみとなっている。
毘沙門天は、七福神(恵比寿、大黒、弁財、福禄寿、寿老人、布袋)の一つで、戦勝の神とされ、戦国時代越後の上杉謙信は、旗指物に「毘」を用いていた。
仏教では、四天王(東方の時国天、南方の増長天、西方の広目天)の一人とされ北方の守護神、多聞天として世の中のすべてのことを一切漏らさず聞くことができるとされ、広く信仰されていた。
(2025.2.9追記)
仲根の毘沙門様は場所が非常に分かりづらい。半田リンゴ園の脇の道を山の方角へ100mほど進むと駐車場があり、四つ角になっているので左折する。200m位進むと左にお墓が見える。お墓の後ろを尾根の方角に上っていき、尾根に達したら東に進む。けもの道のような道なので迷うが、すぐに山の斜面に毘沙門様の祠が見える。また近くに石の祠もぽつんとある。
近くに東電の送電線用鉄塔がいくつか立っており、そこに行くための管理用の林道が作られており、ここに入り込みやすいがここは違うので注意。