東海寺(真言宗智山派)の境内に、高さ1mあまりの不動明王(ふどうみょうおう)が建っている。
右手に剣を左手に羂索(けんさく;なわ)を持ち、猛火の中で目をランランと輝かせ忿怒(おこっている姿)の相で岩の上からにらんでいる。
建立された年代は、明らかでないが、このような不動明王がつくられ始めたのは、平安初期からと言われている。
不動明王は、いっさいの悪魔を降伏させ、さらに煩悩や、障害を焼きすて、心理を明らかにし、同時に長寿を得させてくれるのだと言う。
日本における不動明王信仰は、修験者(野山を歩いて修行する人)のあいだに広まったといわれている。
(主な明王)
不動明王 孔雀明王 降三世明王 軍荼利明王
太威徳明王 金剛夜叉明王 愛染明王 鳥枢渋摩明王