◆SONG INFORMATION◆
Title / PROMISED LOVE (NIGHTCORE MIX)
Artist / Nekt Danoa
Genre / NIGHTCORE / HDM
From / [party nite MIX【2nd Re:VISION】]
CAST / Mihiro Niijima
Graphic / CzQ
Step Sequence / CzQ
◆SONG INFORMATION◆
Title / PROMISED LOVE (NIGHTCORE MIX)
Artist / Nekt Danoa
Genre / NIGHTCORE / HDM
From / [party nite MIX【2nd Re:VISION】]
CAST / Mihiro Niijima
Graphic / CzQ
Step Sequence / CzQ
◆ INTRODUCTION - Nekt Danoa◆
NIGHTCOREとEDMが主食のNekt Danoaです。
ひとまわり年齢が上のおじさん、UltraEchoさんに誘われて楽曲公募企画に応募し、このたび合格となりました。
UltraEchoさんとは私の地元のクラブで、UltraEchoさんがDJをしていた、ゼロ年代前半のクラブミュージック特集をきっかけに知り合いました。
わざわざゼロ年代前半のクラブミュージック特集、というぐらいですから、プレイされて当然な、ハコの音でArminやsystemFの音を聴きたくて行ったのですが、そこでまさかの往年のサイバートランス風にリミックスされた、私のような音ゲーマーとしてはレジェンド級の曲、quasarを鳴らしたDJがいました。
他にもSO DEEP (PERFECT SPHERE MIX)なんかもセットリストに組み込まれていて、完璧に音ゲー上がりの、往年のトランスをプレイするDJ。
それがUltraEchoさんでした。
quasarの、聴いたこともないリミックスを流すDJ。
その音源をハコだけではなく、音楽プレイヤーでも聴きたくて…あわよくば、mp3を貰えないかとDJをされていたUltraEchoさんに声を掛けました。
今、私のiTunesのプレイリストにはその曲が登録されています。
他には、恐らく皆さんが聴いたことが無いような音源も。
そのぐらい仲良くなれた…と思います。
そしてそんなUltraEchoさんが中心となって、StepManiaというプラットフォームを用いた、オリジナル楽曲の公募企画。
私が好きな音楽は最初に述べた通りNIGHTCOREという、既存の楽曲を早回しすることで生まれる音楽です。
それとは別に、HDMやEDMなどのジャンルの音楽も好きです。
自身もいつかUltraEchoさんのように、DJとして舞台に立ちたい、と思い、拙いながらもDTMを始めていました。
その折に「このような企画をやるけど参加してみる?」というUltraEchoさんからのお誘い。
ダメ元で挑んでみよう、と思いました。
まずはBPM200で再生されるという最終目標を設計し、実際にBPM200で鳴った時にパンプコアやHDMのように聴こえるEDMを作りました。
そうしてBPM160の、HDMというよりは高速EDMの曲が出来上がり、NIGHTCOREのように高速再生させてみました。
これなら行けるかもしれない、と思い、UltraEchoさんに音源を提出しました。
この際せっかくだから、早回しする前の音源も添えての提出です。
今このコメントを書いていることが結果です。
どのような形であれ、私が聴きたい音楽を発表できる場として機能するPNMという舞台。
そしてそれが定期的に確約されている。
Prismatica Material Recordsに、籍を置くことになりました。
Prismatica Material Recordsにこの度加入することとなりました、Nekt Danoaです。
何卒宜しくお願い致します。
◆ INTRODUCTION - UltraEcho◆
プライベートで仲が良いとか、そういった忖度なしで「OVER THE "GOLD RUSH"」という企画の審査を行う、というのは音源提出時にNektくんにも伝えてありました。
ですがこれほどの音を提出されたのであれば、忖度もへったくれもありません。
即戦力級の音を、Nektくんは提出してくれました。
【Re:VISION】として再始動するにあたり、現代的な音楽……EDMという分野は非常に弱いジャンルでした。
まあヤスナガが自身のお店で我々以上にEDMに触れていたため、ヤスナガにEDM系の音を任せようとは思ってはいたんですよね。
そこにお出しされた、あくまでも本人が好きなジャンルである「NIGHTCORE」を念頭に置きながらも、HDMやPUMPCOREといった高速EDMとしても「使える」音。
PNM――「party nite MIX」というパッケージは「GOLD RUSH」……すなわち「D3 MIX」さんや「ltf-mix」さん、「XXmiX」さんなどといった黄金世代において、収録曲の大多数を自前で補っているため、最も自由なパッケージでありながら、その実態としては最も不自由なパッケージだったと、そう自分は思っています。
誤解を恐れずに言うと、最も「求められている音」が厳しかったパッケージである――と。
旧作(DDRを冠していた時代です)で言うと「5th stage」の頃にはもう、「Ar Tonelico」どころか、ラスボスであった「蝕 -MUSHIBAMI-」ですら存在していて当然、というようなパッケージだったと、当時のサウンドプロデューサーである自分は感じていました。
そのようなプレッシャーを我々制作スタッフは感じながらも、「5th stage」というパッケージを制作しました。
だけどまあ……Asuka Sakuraiとかいう人物はそんなプレッシャーの中、【Re:VISION】で再録した「Fantastic Light」のような曲を喜んで書くような変態でしたが。
ですがそれでも「Fantastic Light」のような曲があって当然、と期待されていたのが「DDR party nite MIX」というパッケージでした。
――そう。重圧と換言できるほどの「期待」でした。
いやこれは全てAsukaのビッグマウスが原因であるとは思うのですが。
ですがNektくんの音はそんな期待すら跳ね除けるだけの魅力がある、と感じました。
そして今。
新たに先達として――あるいは後進として。
かつて自分が押しつぶされそうになった「重圧」へと。
自信をもって「これが自分たち――『Prismatica Material Records』が選んだ音だ」と、胸を張って断言できる音――それがこの曲です。
そんな曲に無法を働いたのが譜面制作担当のCzQ。
CSPですが、なんかよくわからない塊が襲ってきます。本人曰く「ちゃんと踏めたし、踏み方もある」とのことですが。
――でも可能ならば。
20年早く、君に出会いたかった。