Goody:1998年8月号
Goody:1998年8月号
1998年8月
定価:500円
1998年8月
定価:500円
離島再発見の旅/山形県・飛島 ドチザメの眠る蒼い海を歩く!
離島シリーズもこの回からコンセプト変更。そりゃ、現地でいきなりネタを探せって言われても限界はあるわな。自分の得意分野であるシーカヤックを中心に島を訪問。また現地での協力者も僕が声がけをして、予めある程度構成を決めておくというもの。ようやく真っ当な記事の作り方になった。
「海を歩く」というキャッチも当時、シーカヤックは海を歩く道具であるとして、自分で「海歩人」という肩書きを作って自分のWEBページも立ち上げたりと、いわゆるセルフプロデュースをやり始めた頃。
春先に大量のドチザメが眠る洞窟があるという話しの元ネタは確か椎名誠さんか、中村征夫さんのエッセイだったかな。それが飛島ということがわかって、昔主宰していたシーカヤッククラブのメンバーだったT樫さんが、地元酒田に戻り、親のスポーツ店を手伝っているとのことで、手伝っていただいた(ちなみに今はモンベルショップ酒田になっている)。これもタイミングよく、飛島にシーカヤックを納品した直後ということで、その船をお借りして島を一周することができた。
酒田に戻ってから、どこの書店だったか忘れてしまったが、飛島の風土記を見つけたので購入。その中にあった、島の西にある「賽の河原」は冥界への入り口に繋がっているという話しはなかなか背筋がぞくっとするものだった。飛島自体、酒田という大都市の西に位置し、さらに島の西にあるという河原。そしてその河原には大量に石が積んであり、その石積みを崩しても翌日にはまた同じように積まれてあるという。
怖い話しはさておき、魅力的な島であったことは確かである。