2012年5月発行
【寄稿一覧】
◾️全国パドリングエリアガイド:千葉県・南房総:カラー4P
枻出版社からの発行となった「カヌーライフ」、この号で終了じゃなかったかな。
そりゃそうだ。
どうみてもカヌー界、アウトドア界ではすでに名前の知れた「専業」ライターやイラストレーターばかり揃えてるんだもの。取材先も遠方が多いし、かなりお金が掛かっていたんじゃないかな。(片や兼業ライターで下手すると自腹取材>言っておくが好きでそういう状態なわけではない)
ただこの世界で知られていても、一般にはほとんど知られていない名前である場合が多いんだよね。つまり「すでにカヌー・カヤックをやっている人」は食いつくかも知れないけど、「ちょっと興味がある」人にはアピールしにくい。それにそういった人は「俺はこんなにカッコいいことやっているんだぜい」という文章になりがちだから、「え?カヌー、カヤックに乗るのってこんなに大変なの?」とまあ、非常にとっつきにくいものに見えるんじゃないかと思うんですわ。
欧米のように、もう誰でも知っていて、週末はたくさんの人が水に浮かぶ「ポピュラースポーツ」であれば、その中でもとんがった人がついてくるからいいけど、僕はカヌー・カヤックの媒体が先鋭化してピークを高くするにはそれなりの広大な裾野が必要なのよ、日本はまだそんな状態じゃないでしょ、と思っているので、そこにフォーカスすべきだと思うし、それを実現すべきと思って提案したのが、カヌーワールド。(じゃあカヌーワールドがそうなっているかというとこれはまた別の問題があるんだけどね)
ちょっと端的な話しでいうと、三浦半島でカヤックをカートップして片付けをしていたら、通りがかかった日本人と外人の混成編成のハイカーの中で、日本人が「(僕らのシーカヤックを指さして)あれ、なあに?」とメンバーに聞き、外人が「あれはシーカヤック、ポピュラーなスポーツよ(私の国では)」という会話が聞こえてきた。そんな状態なんです、日本での認知度って。
とりあえず、この時点でカヌーライフが去ったことで、まあちょっと意地悪な言い方をすると、僕の考え方は間違っていなかったと確信を持つに至ったことは確か。
まあY氏も「かっこいい」雑誌を作りたかったのかも知れないけどね。
【全国パドリングエリアガイド】
千葉県・南房総
ガイドはソルティーズの山本さん。
これも今の段階での最新版は「カヌー、カヤックフィールドガイド ROUTE 66」に掲載しているのでご活用ください。