2000年春号
<寄稿記事>
◾️パドリングエリアガイド・東京・小笠原諸島母島:カラー4P
【パドリングエリアガイド】
東京都・小笠原諸島母島
父島は何度か行っていたのだけど、やはり母島も行きたくなってしまうのが人情ってもの(?)。ただ当時も普通に会社員だったので、父島に渡るのでも一航海がせいぜいで、そこから母島に渡るとなると、ほんと二日間くらいしか時間が取れない。本当にギャンブルみたいなものだ。
そして案の定、この時に訪れた当日は天気が悪く、陸上での観光がメインとなってしまったんじゃないかな。パドリングも湾内がせいぜい。なんとも消化不良なパドリングになってしまったし、結局トップに値する写真が撮れなかったので、後日ガイドさんの知り合いにお借りすることになった。
そして今となってはほとんど記憶がなく(泣)、最も記憶に残っているのは、洞窟にあった旧日本軍の探照灯の残骸。その後ほどなくしてレンズが落ちたと聞いたので、今はもう残っているかどうか。こういった戦跡は早い者勝ちだよねえ。僕がシーカヤッキングを始めるビジュアル的なきっかけとなった父島の境浦にあった沈船も、父島に行けた時にはすでにほとんど船の形を成していなかった。
この時にガイドしていただいた方は、その後残念ながら母島での宿は廃業されて本土に戻ったと人づてに伺っている。
本文中に父島から母島までカヤックで横断した「小笠原エクスペディション」の囲み記事を入れているから、本当にあちこちパドリングチャレンジをしていた時期なんだろうなあ。
そういえば、「西沢さんは、会社と会社の合間にしか来ないからなあ」と当時ソルマル、今は副村長の金子さんに言われたっけ。今年は会社員を卒業するし、行ってみるか。身体が動くうちに。