2025.09.04|THU
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経済学科では、2021年度入学生からのカリキュラムにおいて、日本経済新聞社と提携した授業を設けています。
2年次では、基礎的な経済理論と現代経済との対応を意識した『日経メガトレンド』を開講し、各分野のエキスパートである日本経済新聞社の現役記者の視点から、経済・社会のさまざまな最先端の動きを解説していただき、現実の経済現象を見る眼を養っています。
3・4年次の『⽇経ワークショップ』では、『日経メガトレンド』での学びをベースに、SDGs(持続可能な開発⽬標)に関連した社会課題を題材として、アクティブラーニングの⼿法を取り入れた授業を展開しています。ここでは受講生同⼠のディスカッションやプレゼンテーションなどを通じて、一人ひとりが考え、理解を深め、自ら行動する習慣を⾝につけていきます。2025年度は、「社会保障の持続可能性」、「人材不足とダイバーシティ」、「ビジネスと人権」という3つの社会課題を取り上げ、ベテランの新聞記者の方々からの解説講義、グループワーク、報告・討議というプロセスを通じて、学びを深めていきました。受講生からは、「ふだんの生活で考えることのない問題を知り視野が広がった」、「複数の報道を比較して多面的に物事をとらえることの重要性を学ぶことができた」、「課題解決に向けて考える力がついた」、「社会課題についてディスカッションした経験から就活でも自信をもって発言できるようになった」、といった声が聞かれました。
プレゼンテーションの模様