2024.09.11|WED
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経済学科では、2021年度入学生からのカリキュラムにおいて、日本経済新聞社と提携した授業を設けています。
2年次では、基礎的な経済理論と現代経済との対応を意識した『日経メガトレンド』を開講し、各分野のエキスパートである日本経済新聞社の現役記者の視点から、経済・社会のさまざまな最先端の動きを解説していただき、現実の経済現象を見る眼を養っています。
3・4年次の『⽇経ワークショップ』では、『日経メガトレンド』での学びをベースに、SDGs(持続可能な開発⽬標)に関連した社会課題を題材として、アクティブラーニングの⼿法を取り入れた授業を展開しています。ここでは受講生同⼠のディスカッションやプレゼンテーションなどを通じて、一人ひとりが考え、理解を深め、自ら行動する習慣を⾝につけていきます。2024年度は、新聞記者の方からメディアリテラシーの基礎を学び、ウィキペディアの編集という形での情報発信にも挑戦しました。さらに、地元の自治体を訪問して、担当職員の方から自治体における現状や課題、総合計画に関する説明を受け、疑問点を質問し(写真1)、受講生1人1人が提案・要望レポートをとりまとめ、成果報告会で発表しました(写真2)。受講生からは、自治体の担当職員の方による講義と意見交換を通じて現場を知ることで、SDGsの実践に対する理解が深まったとの感想が多く聞かれました。また、授業を通じてプレゼンテーションの技術も格段に向上し、成果報告会の参加者からも学生の成長ぶりに対して高い評価をいただきました。
写真1 自治体訪問の模様
写真2 成果報告会の模様