検証149

本ページで取り上げるサイトはいずれも仮想通貨取引所 (暗号資産交換業者) に該当すると思われますが、いずれも日本語表示に対応しているのに日本の金融庁が公表している暗号資産交換業者の登録リストに該当がありません。日本居住者に投資勧誘すれば無登録の違法業者ということになります。またこれらのサイトは「検証119検証した幾つかのサイトと明らかに似ており、同じグループによって同じテンプレートから立ち上げられたサイトでほぼ間違いありません。

▼本サイトでの検証は名誉棄損に当たらないと考えます。→ 雑記1

「検証63」「検証64」「検証65」「検証66」「検証67」「検証68」「検証69」「検証70」「検証71」「検証72」「検証73」「検証74」「検証75」「検証76」「検証77」「検証78」「検証79」「検証80」「検証81「検証82「検証83「検証84「検証85「検証86」「検証87「検証88「検証89「検証90「検証91「検証92「検証93「検証94「検証95「検証96「検証97「検証98「検証99「検証100「検証101「検証102「検証103「検証104「検証105「検証106「検証107「検証108「検証109「検証110「検証111「検証112「検証113「検証114「検証115「検証116「検証117」「検証118」「検証119」「検証120」「検証121」「検証122」「検証123」「検証124」「検証125」「検証126」「検証127」「検証128」「検証129」「検証130」「検証131」「検証132」「検証133」「検証134」「検証135」「検証136」「検証137」「検証138」「検証139」「検証140」「検証141」「検証142」「検証143」「検証144」「検証145」「検証146」「検証147」「検証148で検証してきた中国系と思われる海外の詐欺グループによって勧誘が行われていると思われる一連の詐欺仮想通貨取引所のサイトについての検証87ページ目です。勧誘の手口などについては「検証63」の最初に書いてあるので参照してください。検証項目は順次追加の予定です。


●poloniex (https://www.poloniex.club/dist/#/、スマホ用サイト:https://www.poloniex.club/h5/#/)

●poloniex (https://www.krakenvip.club/dist/#/、スマホ用サイト:https://www.krakenvip.club/h5/#/)

●BitWorld (ビットワールド https://www.bitworld.cc/dist/#/、スマホ用サイト:https://www.bitworld.cc/h5/#/)

●FIREFLY.US (ファイアーフライ.US https://fireflycoin.org/dist/#/、スマホ用サイト:https://fireflycoin.org/h5/#/)

●FIREFLY.US (ファイアーフライ.US https://fireflycoin.in/dist/#/、スマホ用サイト:https://fireflycoin.in/h5/#/)

●OexyBit (https://www.oexybit.com/dist/#/、スマホ用サイト:https://www.oexybit.com/h5/#/)

●BerisCoin (Berisコイン https://beriscoin.biz/dist/#/、スマホ用サイト:https://beriscoin.biz/h5/#/)

●DsafBit (https://www.dsafbit.com/dist/#/、スマホ用サイト:https://www.dsafbit.com/h5/#/)

●Bitpro (ビットプロ https://metavex.asia/dist/#/、スマホ用サイト:https://metavex.asia/h5/#/)

●Monexcoin (マネックスコイン https://monexgroupcoin.com/dist/#/、スマホ用サイト:https://monexgroupcoin.com/h5/#/)

最初の2つのサイト、共にpoloniexという名称のサイトはYahoo知恵袋に質問が出てきたサイト、他の8つのサイトはpoloniexのサイトからの画像検索で見つけてきたサイトです。尚、これらのサイトは「検証119」で検証した以下の9個のサイトと明らかに似ており、同じテンプレートから量産されたサイトと考えられます。

▼マネージコイン (https://www.managecoin.net/dist/#/、スマホ用サイト:https://www.managecoin.net/h5/#/)

▼Bingx (https://bingxd.com/#/home)

▼BingX (https://bingx.cyou/dist/#/、スマホ用サイト:http://bingx.cyou/h5/#/)

▼Ycoin/eToro (https://etororo.top/dist/#/、スマホ用サイト:https://etororo.top/h5/#/)

▼GUTSコイン (https://guts-official.com/dist/#/、スマホ用サイト:https://guts-official.com/h5/#/)

▼Berisコイン (https://beriscoin.net/dist/#/、スマホ用サイト:https://beriscoin.net/h5/#/)

▼Xbest (https://ngocnephrite.com/dist/#/、スマホ用サイト:https://ngocnephrite.com/h5/#/)

▼Xbest (https://xbest.online/dist/#/、スマホ用サイト:https://xbest.online/h5/#/)

▼ISEグローバル (https://isegolbaler.com/#/home)

これらのサイトの内、マネージコイン、BingX、Ycoin/eToro、GUTSコインの4つのサイトはYahoo知恵袋にそれぞれのサイトでの投資を勧誘されたという質問投稿が出てきたサイトです。またこれらの9個のサイトはこの検証を書いている2024年5月中旬現在で全て閉鎖されています。詳細については「検証119」を参照してください。

まず最初の2つのpoloniexというサイトというサイトについてYahoo知恵袋に出てきた質問を引用します。

2024年3月23日投稿 [poloniex (https://www.krakenvip.club/dist/#/) に関する質問]

マッチングアプリで知り合った自称・アメリカ生活の長い日本人からpoloniex (https://www.krakenvip.club/dist/#/) での投資を勧められたようです。勧誘してきた人物の日本語は片言だったようで、「検証63」の冒頭で説明した勧誘の手口に合致しています。

2024年5月13日投稿 [poloniex (https://www.krakenvip.club/dist/#/) に関する質問]

この質問の投稿者の友人がマッチングサイトで知り合った女性 (外国人かどうかは不明) に勧誘されてpoloniexのサイトでの投資を勧められ、2万円を投資したところ最終的に1000万円まで増やすことができたけど出金しようとすると税金として160万円の追加入金を要求されたということのようです。これも「検証63」の冒頭で説明した詐欺の手口に合致するように思われます。

さらにURLアドレスが不明なのですが、poloniexというサイトで出金できなくなったという詐欺被害の事例と思われる質問投稿がやはりYahoo知恵袋に出ています。

2023年4月6日投稿

残念ながらURLアドレスが不明で本項で検証している2つのpoloniexのサイトに関する質問かどうか確認出来ませんが出金しようとしたら「資産管理費」という名目で1万8500ドルもの追加入金を要求されて出金出来ないという状況に陥っているようです。出金しようとすると意味不明の名目で追加入金を要求されるというパターンはまさに「検証63」の冒頭で説明した手口に合致します。

まずこれらの投稿に出てきた2つのpoloniexのサイトの冒頭部の画像を示していきます。

▼poloniex (https://www.poloniex.club/dist/#/) [表示言語:英語、日本語、韓国語、中国語、香港語、スペイン語、タイ語]

▼poloniex (https://www.krakenvip.club/dist/#/) [表示言語:英語のみ。選択メニューの他の言語は選択不可。]

いずれのサイトも上の画像の右上に見える言語選択メニューによれば英語の他、日本語、韓国語、中国語、香港語、スペイン語、タイ語に対応しているように見えます。しかし2番目のpoloniex (https://www.krakenvip.club/dist/#/) のサイトについては実際には英語以外の表示言語に切り替えることは出来ないようです。つまりこのサイトは英語にしか対応していません。但し以下で示しますが、このサイトのスマホ用サイトは日本語を含む多言語に対応しています。

さらに表題の2番目以降のサイトの7つのサイトについても同様にサイト冒頭部の画像を以下に示していきます。

▼ビットワールド (https://www.bitworld.cc/dist/#/) [表示言語:英語、日本語、韓国語、中国語、香港語、スペイン語、タイ語]

▼ファイアーフライ.US (https://fireflycoin.org/dist/#/) [表示言語:英語、日本語、韓国語、スペイン語、タイ語、フランス語、香港語]

▼ファイアーフライ.US (https://fireflycoin.in/dist/#/) [表示言語:英語、日本語、韓国語、スペイン語、タイ語、フランス語、香港語]

▼OexyBit (https://www.oexybit.com/dist/#/) [表示言語:英語、日本語、韓国語、中国語、香港語、スペイン語]

▼Berisコイン (https://beriscoin.biz/dist/#/) [表示言語:インドネシア語、英語、日本語、韓国語、スペイン語、タイ語、フランス語、香港語]

▼DsafBit (https://www.dsafbit.com/dist/#/) [表示言語:英語、日本語、韓国語、中国語、香港語、スペイン語]

▼ビットプロ (https://metavex.asia/dist/#/) [表示言語:英語、日本語、韓国語、スペイン語、タイ語、フランス語、香港語、インドネシア語]

▼マネックスコイン (https://monexgroupcoin.com/dist/#/) [表示言語:英語、日本語、韓国語、中国語、香港語、スペイン語、タイ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ベトナム語]

最後のマネックスコインを除いてこれらのサイトの冒頭部は互いに非常によく似ています。マネックスコインについても他のサイトの冒頭部右側に存在するイラストの部分が欠落しているだけで記されている文章とかメニューバーの項目、言語選択メニューなどは他のサイトと似ている部分が認められます。

さらにこれらのサイトは既に上で書いたように「検証119」で検証したマネージコインなど9個のサイトと明らかに似ています。以下には比較の為にマネージコインのサイト冒頭部の画像を再掲します。

▼マネージコイン (https://www.managecoin.net/dist/#/)

さらに冒頭部に続いてはサイトの特長を4項目にまとめて説明している部分が出てきます。まず表題の1~5番目までの5つのサイトについて画像を表題と同じ順、poloniex (https://www.poloniex.club/dist/#/) → poloniex (https://www.krakenvip.club/dist/#/) → ビットワールド → ファイアーフライ.US (https://fireflycoin.org/dist/#/) → ファイアーフライ.US (https://fireflycoin.in/dist/#/) という順で以下に示します。

同様に表題6~10番目の5つのサイトについても相当部分の画像を表題と同じ順、OexyBit → Berisコイン → DsafBit → ビットプロ → マネックスコインという順で以下に示します。

サイト冒頭部の比較では明らかに他のサイトと異なっていたマネックスコインの場合を含めて本項で検証している10個のサイトはこの部分で互いに非常によく似ています。さらにこの部分では「検証119」で検証したマネージコインなどのサイトともよく似ています。以下にはマネージコインの相当部分の画像を再掲します。

さらに「検証119」に書いたマネージコインの検証でも指摘していますが、この特長を説明している部分に記されている文章は以前に検証してきたかなり多くのサイトに示されていた文章と酷似しています。例えば以下は「検証116」で検証したCoin Partner/LOEX (コインパートナー/LOEX https://biloex.com/pc/#/) のサイトの特長を説明している部分の画像の再掲です。

盾、時計、地球、宝石を意味すると思われる4つのイラストが使われていますが、これと同じ4つのイラストの組み合わせは「検証116」に加えて「検証93」「検証96」「検証104」「検証127」で検証している非常に多くのサイトで確認されています。そして4つのイラストの部分は本項で検証しているサイトやマネージコインのイラストと全く異なりますが、テキスト部分は非常によく似ています。例えば表題最初のpoloniex (https://www.poloniex.club/dist/#/)、比較対象として「検証119」で検証したマネージコインと「検証116」で検証したコインパートナー/LOEXの3つのサイトで4つの特長を説明している部分の文章を抜粋して比較してみます。

▼poloniex (https://www.poloniex.club/dist/#/

>poloniex Global,24時間の出来高536866236.36ドル

>世界130カ国を超える数百万人のユーザーに安全で信頼できるデジタル資産取引及び資産管理サービスを提供する

▼マネージコイン

>Manage Coin Global,24時間の出来高536866236.36ドル

>世界130カ国を超える数百万人のユーザーに安全で信頼できるデジタル資産取引及び資産管理サービスを提供する

▼コインパートナー/LOEX

>Coin Partner Global,24時間の出来高536866236.36ドル

>世界130カ国を超える数百万人のユーザーに安全で信頼できるデジタル資産取引及び資産管理サービスを提供する


サイト名の部分を除けば全く同じ文章です。「536866236.36ドル」という出来高の数字まで全く同じというのは偶然では有り得ないでしょう。

さらに4項目の特長を説明している部分に続いてはアプリをダウンロード出来るようになっている部分が出てきます。まず表題の1~5番目までの4つのサイトについて画像を表題と同じ順、poloniex (https://www.poloniex.club/dist/#/) → poloniex (https://www.krakenvip.club/dist/#/) → ビットワールド → ファイアーフライ.US (https://fireflycoin.org/dist/#/) → ファイアーフライ.US (https://fireflycoin.in/dist/#/) という順で以下に示します。

同様に表題610番目の5つのサイトについても相当部分の画像を表題と同じ順、OexyBit → Berisコイン → DsafBit → ビットプロ → マネックスコインという順で以下に示します。

この部分でも本項で検証している10個のサイトはこの部分で互いによく似ています。9番目のビットプロのサイトのみ右側のイラスト部分がビットプロのロゴに置き換えられていますが文章は他のサイトと同じです。それ以外に気になるのは表題6番目のOexyBitと8番目のDsafBitの場合のみアプリのリンクボタン (実際にはこの部分にカーソルを持ってくるとQRコードが表示される) が欠落していることです。リンクボタンなしではこの部分が何の為に存在しているのか分かりません。

さらにこの部分では「検証119」で検証したマネージコインなどのサイトともよく似ています。以下には比較の為にマネージコインの相当部分の画像を再掲します。

そして「検証119」に書いたマネージコインの検証でも指摘しましたが、この部分に記されている

>いつでもどこでも安全取引を開始する

>iOS、Android、Windowsの複数のプラットフォームをカバーし、全業務機能をサポートします

という文章はやはりこれまで検証してきた多数のサイト、サイトの特長を説明する部分で共通性の認められた多くのサイトで見つかっています。例えば以下には再び「検証116」で検証したCoin Partner/LOEX (コインパートナー/LOEX (https://biloex.com/pc/#/) のマルチプラットフォーム対応を説明する部分の画像を示します。

イラスト部分は全く異なりますが、

>いつでもどこでも安全取引を開始する

>iOS、Android、Windowsの複数のプラットフォームをカバーし、全業務機能をサポートします

という文章は全く同じです。サイトの見かけは明らかに異なるのですが、同じグループが同じテンプレートから量産したサイトであると考えてまず間違いないでしょう。

次にスマホ用サイトについて画像を示していきます。

▼poloniex スマホ用サイト (https://www.poloniex.club/h5/#/)

▼poloniex スマホ用サイト (https://www.krakenvip.club/h5/#/)

▼ビットワールド スマホ用サイト (https://www.bitworld.cc/h5/#/)

▼ファイアーフライ.US スマホ用サイト (https://fireflycoin.org/h5/#/)

▼ファイアーフライ.US スマホ用サイト (https://fireflycoin.in/h5/#/)

▼OexyBit スマホ用サイト (https://www.oexybit.com/h5/#/)

▼Berisコイン スマホ用サイト (https://beriscoin.biz/h5/#/)

▼DsafBit スマホ用サイト (https://www.dsafbit.com/h5/#/)

▼ビットプロ スマホ用サイト (https://metavex.asia/h5/#/)

▼マネックスコイン スマホ用サイト (https://monexgroupcoin.com/h5/#/)

さらに左は比較対象としてきた「検証119」で検証したマネージコインのスマホ用サイト (https://www.managecoin.net/h5/#/) の画像の再掲です。残念ながらマネージコインのログイン画面の画像は残っていません。

これら本項で検証対象としている10個のサイト、および比較対象のマネージコイン、計11個のサイトはPC用サイトでは互いに明確に似ているのと比べればスマホ用サイトの相同性が低く、全く同じという訳ではありません。しかしやはり互いにかなり似ている部分が認められることも確かであり、同じグループによるサイトであるものと考えられます。

次に各サイトで連絡先情報を探しましたが開示されている情報はわずかです。最も情報が多いように思われるのは表題8番目のDsafBitの場合です。画像を以下に示します。

><p>会社住所: 68th Floor, Cheung Kong Group Center, 2 Queen&#39;s Road Central, 香港</p>

><p>カスタマーサービスメール: <span style="text-wrap: wrap;">dsafbit</span>@gmail.com</p>

表示に関する情報が混在していて分かりにくいのですが住所とメールアドレスが記されているようです。

>会社情報: 68th Floor, Cheung Kong Group Center, 2 Queen&#39;s Road Central, 香港

>カスタマーサービスメール:dsafbit@gmail.com

メールアドレスは無料登録できるgmailのアドレスです。まともな取引所がフリーメールのアドレスを連絡先として使うとは思えません。また香港の住所を検索してみるとGoldman Sachs Asset Management (https://www.gsam.com/content/gsam/hkg/en/individual/homepage.html) というサイトの連絡先住所が以下に示したように同じ住所になっていることが分かりました。

これだけの情報ではどちらがこの住所に実在しているのか、あるいは両社が共存しているのか分かりませんが、信頼できる連絡先情報かどうかは疑問ではないかと思われます。

これ以外には例えばBerisコインのサイトの「私たちに関しては」というサブページに以下のような記述があります。

活字が小さくて読みとり難いので以下に書き出します。

>私たちに関しては

>BerisCoinについて

>BerisCoin は、シンガポールに拠点を置くテクノロジー非営利コンソーシアムです。 BerisCoin は、ブロックチェーン技術の研究開発に参加するために、世界中から優れたブロックチェーン技術の才能とボランティアを集めています。 現在、主にブロックチェーンサービスと金融情報サービスに従事しており、市場のブロックチェーン愛好家と投資家に安全で信頼できるワンストップブロックチェーンサービスプラットフォームを提供することを目指しています。 完全に透明な財務システムを採用し、開発と財務状況を公開し、組織メンバーの権利と健全な開発を保護します。

>ヘルプが必要な場合は、お問い合わせください。

>会社の住所: 137 マーケット ストリート、グレース グローバル ラッフルズ、シンガポール 048943

>顧客サービス: support@miycoin.com

シンガポールに拠点があるとなっていてシンガポールの住所とメールアドレスが示されています。シンガポールの住所は英語版では以下のようになっています。

>137 Market St, Grace Global Raffles, Singapore 048943

住所になっている「Grace Global Raffles」は不動産業者の情報によればシンガポールに実在する16階建てのオフィスビルのようですがBerisコインのサイトに記されている住所には階数とか部屋番号の記載がなく、不完全な住所という印象を持ちます。また本項で検証している10個のサイトは互いに明らかに似ていて同じグループによるサイトとしか思えませんが、DsafBitの所在地が香港でBerisコインの所在地がシンガポールという状況は不可解としか思えません。いずれの住所も信用出来るかどうか疑問です。

さらに以下は表題最後のマネックスコインの「私たちに関しては」のサブページの冒頭部の画像です。

やはり活字が小さいので以下に書き出します。

>私たちに関しては

>Monexgroupcoinプラットフォームマネーロンダリングぼーし防止およびはん反テロしきん資金ちょーたつ調達ユーザーガイド

>だい第1じょー条:マネーロンダリングかつどー活動のもくてき目的とこんきょ根拠は、デジタルしさん資産とりひき取引のはってん発展にしんこく深刻なそんがい損害をもたらし、ふはい腐敗とふはい腐敗したしゃかい社会こーい行為のえずけ餌付けとおんしょー温床、ユーザーのごーほー合法てき的なけんえき権益をはかい破壊し、デジタルしさん資産とりひき取引プラットフォームのきばん基盤をはかい破壊するあんてー安定したうんえー運営、デジタルしさん資産のリスクをたかめる高めるとりひき取引プラットフォーム、Monexgroupcoinのほーりつ法律およびぎょーむ業務マネーロンダリングおよびテロしきん資金ちょーたつ調達かつどー活動をふせぐ防ぐために、ガイドラインはMonexgroupcoinのマネーロンダリングぼーし防止きそく規則、こきゃく顧客けーやく契約、だい大きぼ規模なとりひき取引かんり管理そち措置およびそのた他のきせー規制にしたがっ従ってさくてー策定されています。

漢字と読み仮名が重複していて何が書いてあるのかよく分かりませんが、住所などの連絡先情報は示されていないようです。

それ以外のサイトについても連絡先情報を探しましたが幾つかのサイトについては脚注部分にメールアドレスのみ記されているだけです。

サイト名 (URLアドレス) メールアドレス

poloniex (www.poloniex.club) 記載なし

poloniex (www.krakenvip.club) 記載なし

ビットワールド (www.bitworld.cc) 記載なし

ファイアーフライ.US (fireflycoin.org) support@fireflycoin.top

ファイアーフライ.US (fireflycoin.in) support@fireflycoin.top

OexyBit (www.oexybit.com) 記載なし

Berisコイン (beriscoin.biz) support@beriscoin.com

DsafBit (www.dsafbit.com) afbit@gmail.com

ビットプロ (metavex.asia) 記載なし

マネックスコイン (monexgroupcoin.com) 記載なし


連絡先情報がこれだけでは話にならないので例によって各サイトのWho Is 情報も確認しましたが、登録者に関する情報は殆ど開示されていません。サイトの登録・開設日と登録者の所在地情報を以下にまとめます。

サイト名 (URLアドレス) サイトの登録・開設日 登録者所在地

poloniex (www.poloniex.club) 2024年3月1日 記載なし

poloniex (www.krakenvip.club) 2024年3月23日 記載なし

ビットワールド (www.bitworld.cc) 2023年4月8日 中国・江西省

ファイアーフライ.US (fireflycoin.org) 2023年8月30日 アメリカ・ニューヨーク

ファイアーフライ.US (fireflycoin.in) 2023年8月30日 アメリカ・ニューヨーク

OexyBit (www.oexybit.com) 2024年1月6日 記載なし

Berisコイン (beriscoin.biz) 2024年4月8日 マレーシア

DsafBit (www.dsafbit.com) 2024年2月28日 記載なし

ビットプロ (metavex.asia) 2023年7月31日 記載なし

マネックスコイン (monexgroupcoin.com) 2024年4月3日 中国・上海

まずサイトの登録・開設日を見ると最も古いビットワールドでも2023年4月の開設で開設からようやく1年経過したぐらい、10個のサイトの内、2024年になってから開設されたのが6個となっていて全般にかなり新しいことが分かります。最も新しい最後のマネックスコインのサイトは2024年4月開設ですからこの検証を書いている2024年5月中旬時点で1ヶ月を経過したばかりです。

次に登録者の所在地情報ですが、上で示したようにBerisコインのサイトの「私たちに関しては」というサブページには所在地がシンガポールと記されていたのにWho Is 情報では所在地がマレーシアになっています。またWho Is 情報に記されている所在地情報はアメリカだった李、マレーシアだったり、中国だったりでバラバラですが、これらのサイトは同じグループによって運営されているものとしか思われず、所在地情報はやはり信用出来るとは思えません。要するにこれらのサイトでの運営者の連絡先情報は殆ど開示されておらず、開示されている分についても信頼出来るようには思われません。

さらにWho Is 情報を調べていて気が付きましたがこれらのサイトへのアクセスは非常に少ないようです。10個のサイトの中で最もアクセスが多いと思われるのは表題6番目のOexyBit (https://www.oexybit.com/dist/#/) のようです。以下にそのOexyBitのサイトのアクセス状況を調べた結果を示します。

1日当たりの独立訪問者数が584人、月間のアクセス回数が17695回となっています。

さらに2番目にアクセスの多い表題3番目のビットワールド (https://www.bitworld.cc/dist/#/) のアクセス状況は以下のようになっています。

1日当たりの独立訪問者数が80人、月間のアクセス回数は2424回となっています。これ以外の8つのサイトへのアクセスは全て検出限界以下でさらに少ないようです。そして上で示したようにこれらのサイトの特長を4項目にまとめて説明している部分には

>世界130カ国を超える数百万人のユーザー

という記述がありましたが、「数百万人のユーザー」が本当にいるなら最もアクセスが多いサイトでも月間のアクセス回数が17695回、多くのサイトでは検出限界以下のアクセスしかないという状況は絶対におかしいでしょう。またWho Is 情報に記されているサイトの登録・開設日を見ると10個のサイトの内、6個が2024年になってからの開設となっており、最も新しいマネックスコインのサイトは2024年4月に開設されています。開設から1ヵ月半ほどで「数百万人のユーザー」を獲得できるかどうかは極めて疑問ですし、本当にそれだけ多くのユーザーがいればこれらのサイトについて検索すれば大量に情報が見つかるはずです。しかし実際にこれらのサイトについて検索してみても出てくる情報はわずかです。結論としてこれらのサイトの記述は全く信用出来ません。所在地などの連絡先情報が事実上開示されていない状況である上に金融ライセンスに関する記述も見当たらず、これらのサイトの信頼性は極めて低いと考えざるを得ません。

これらのサイトでの投資を勧誘されても決して応じるべきではありません。