第5期中核人材育成プログラム修了!

2023. 3.20

3月14日(火)、明海大学ホスピタリティ・ツーリズム総合研究所(以下、HT総研)主催 「第5期 地域観光の強化を担う宿泊施設のための中核人材育成プログラム(全5回)」の最終回が行われ、プログラムを修了しました。(プログラムの詳細はこちら、第1回、第2回の講義の模様はこちら


第3回、「経営は数字で考える」、第4回「ネットワークの機能、役割と構築」を経て、最終回である第5回は、「実践に学ぶ」。これまで学んできた内容を、自らの日々の仕事にいかに落とし込むか、という視点での講義です。

会場である明海大学浦安キャンパスには、朝10時から、遠くは岡山県や滋賀県からも受講者が到着。画面上では顔を見ていても、直接会えるのは初めて。ようやく対面で挨拶が交わされ、にぎやかな開始となりました。

午前中は、これまでの4回のオンライン講義の振り返りと再確認。各回で課された課題の受講者からの回答内容をそれぞれの講師が丁寧に拾い上げ、グループワークなど実践を交えながら、各テーマのポイントを実体験。4回の講義内容はすべてつながっていることを確認。

グループワークで、自らの施設の現状を分析

午後は、仕事の合間を縫って参加してくださった本プログラム第1、2期の修了生4名による、ここでの学びや体験をどう仕事に生かしているか、などについてのパネルディスカッションからスタート。その後は休む間もなく「現在のマクロ情勢、宿泊業界に求められること」と題して最新情報の講義、「この学びをどう仕事に落とし込むか、自身はどう行動するか、地域にどう貢献するか」についてグループディスカッション。話し合った内容を板書し、それぞれ、今日から何をするのか、自らのコミットメントを発表して盛りだくさんのプログラムを修了しました。

観光庁からも観光人材政策担当の白鳥参事官がおいでくださり、これからの日本の観光を担う人材、特にマネジメントとしてイノベーションを起こしていく人材の育成に国としても力を注いでいく、と力強いお話も。


目的、目標を見据えながら、組織の中で、地域の中で、日本のツーリズムの中で、自らができることを考え続けた5日間。年に一度の「プログラム修了生の会」での再会と、引き続きの連携を約束して散会しました。

参加者からは「このところ身近な問題を片づけることに追われがちだったが、長期的視野を持つ重要性と、どのようにチームを作っていくかに気づかされた」、「行動の指針となるような響く言葉がたくさんあった」、「自分が学んで終わりではなく、それをどうチームや組織、地域で生かせるか、そのためにどんな行動をしていくかを真剣に考えたい」といった声が聞かれていました。