2022年度も

「宿泊施設のための中核人材育成プログラム 修了生の会」

2023.1.10

2022年12月3日 急激にインバウンドが戻り始めたころ、今年度も「宿泊施設のための中核人材育成プログラム修了生 フォローアップの会」を開催。第1期から第4期までの12名に加え、プログラムでお世話になった講師、本学から担当教員たちも加わり、にぎやかで実り多い一日を過ごしました。

この会は、プログラムで共に学んだ、志を同じくする仲間と「次の一年どうする? 明日から何を始める?」を考え、持ち帰る時間で、今年で5回目を迎えました。互いに情報とアドバイスを持ち寄って助け合う機会であり、講義を受けて新情報を得る勉強会でもあり、再会を喜び励まし合う同窓会でもあります。

目指す目的は強い観光立国の実現と持続。ねらいは、その目的に向けてそれぞれの施設、企業のさらなる成功への具体案と情報をアップデートすること。そのためにこの1年の互いの体験や事件、新しく試したことや考えたことを共有し、そしてさらに広く強いネットワークを築くこと。

今年のテーマは今の時代にふさわしく「情報・データの活用」。

「宿泊業界全体で人材不足が深刻な今、笑顔と気合で乗り切る、ではなく、頭を使ったデータドリブンな仕事の仕方に転換を。そのためには、横のつながりを活かした、今までにない仕組みと方法への切り替えも不可欠」、との問題提起がなされ、それぞれどんな工夫をしているか、挑戦をしているかを共有。講師からはデータ活用についての最新情報を聞きました。

宿泊施設にはすでに多くのデータ、情報が蓄積されており、課題はそれをどう有効に活用するか。ではもとより宿泊施設にはどんな情報が必要で、それを効率的に集め、お客様のより良い滞在にはもちろん、営業に、マーケティングに、社員の幸せに活かすためにどんな仕組みと人が必要か。そのためのDXとは・・・・。

本プログラムでお世話になった講師の皆様は、この日も現場で新鮮な情報とアイデアを共有してくださり、また、オンラインで心強いメッセージをくださった方もあり、この時期にもインプットに時間を割いている参加者と、プロの連携を持続継続しているこのプログラムに、強い励ましをいただきました。温かいご理解とご協力に感謝申し上げます。

そして参加の修了生の皆様、その熱意と活発な意見に心からの敬意を表します。

来年の開催は2023年12月2日(土)。それまでにまた日々の仕事を通じてますます付き合いが深くなっていくことを願っています。