「雨天時、通学児童の安全を守る為の安全用品(ハンドプレート)」の要望書を提出しました。
2024年8月16日(金) 午前11時
「雨天時、通学児童の安全を守る為の安全用品(ハンドプレート)」の要望書を提出しました。
内容は、以下になります。
↓↓↓
いつも大変お世話になっています。
さて、8/5(月)午前10時 町民安全課に、「雨天時、通学児童の安全を守る為の安全用品(ハンドプレート)」の件でご相談にお邪魔しました。
その際は、(株)フシミ様のご紹介をいただきましてありがとうございました。
その後、(株)フシミ様と私とで協議し見積書の作成をしていただきました。
ご承知の通り、オリジナルハンドプレートの作成は可能であるのですが、最低ロットが30枚からとなり、数量的にも、金額的にも個人や字地区で賄うには現実的ではありません。その事で、今回のご提案をいただきました「見守りボランティア」さんと8/11(日)に協議しましたところ、
「雨天時の自動車の水はねやドロはねの注意喚起は、子どもたちを守るために必要であり、それは、「字」単位で考えるのでなく「全町」で取り組む安全対策であるはず。そういう観点から、町としてオリジナルハンドプレートを作成、購入してもらい、それを各地区に配布してほしい。他地区の見守りボランティアも雨天時のドロはねには閉口しているはずだ。町がその問題解決に乗り出す姿勢を、オリジナルハンドプレート購入という形で見せて欲しい。」
とのご提案、ご要望をいただきました。
「見守りボランティア」は、その任を担っている方々の自発的な発意と想いでかろうじて成り立っています。その方々が現場で遭遇した危険な事案は、町として何らかの対策をする必要があります。
今回は、ボランティアさんのアイデアであり、その調整に警察や学校関係にも足を運んでいます。私は、その行動に頭が下がる思いであります。
何とか、この案を実現したいと思っています。
このたびの趣旨をご理解いただきまして、何卒宜しくお願いします。
※指導旗を持つ見守りのおじさん
見守りボランティアさんから、このご相談を受けたのは、7月初めの頃でした。
雨の日の通学見守り時、自動車が減速せずに通行するため、「ドロはね」「水はね」で難儀をしている。
そんな、自動車に注意喚起するため、「水はね注意」などの文言の入った指導旗※を作って、旗を見せたい、との相談が最初にありました。(※指導旗とは、イラストのおじさんが持っているような旗の事です。)
その後、ボランティアさん自身が、警察や学校、役場に行って、それが可能かを聞きにいかれたのですが、道路に旗を掲げるのは、道路交通法に抵触するという事で断念しました。
その代わりに、「ハンドプレート」を道路にかからない程度に自動車に向けて注意喚起するのは良い、という事になり、「ドロはね」「水はね」注意のハンドプレートはないかと探したのですが、既製品ではありませんでした。
「スピード落せ」とか「児童登校中」という文言のはあるのですが・・・。
そこで、ハンドプレートはあるので、その上に、「ドロはね」「水はね」注意の文言の入った防水シールを作成し貼ったらどうか、というアイデアが出ました。
しかし、私の持っているプリンターで作成を試みたのですが出来ませんでした。インクジェットプリンターでは防水にならないのです。
また、業者にそういったシールを作ってもらうとなると、かえって高く付くため、その話しも無しになりました。
その後、紆余曲折があり、色々とボランティアさんともお話しをさせてもらいました。
その結果、オリジナルハンドプレートを役場で作ってもらい、この地域だけでなく、町全体に配布してもらったらどうか、という事になりました。
そのような経緯があり、今回の要望書提出となりました。
オリジナルハンドプレートは、最低ロットが30枚で約7万円ほどかかります。
ボランティアさんは、自分がお金を出す、とまで言われたのですが、こういう事は、個人で負担するものでは無いのでと、お考えを止めてもらいました。
見守りボランティアさんの想いや熱意で支えられている活動であります。
お金の面での負担は絶対に負わすことはできません。
今回の経緯や趣旨をご理解いただき、何とかお願いします、という事で要望書を提出して参りました。
↓↓↓
10月30日(水) 16時 町民安全課の課長さんとお会いしました。
課長さんから「この件について、お金を掛けてオリジナルハンドプレートを作る事は難しいので、こういった物を自作で作ってみましたので見てください。」と言われ拝見させていただきました。
100円均一で売っている厚めの発泡スチロールに「ドロはね注意」の文言のはいったチラシを貼って、防水ラミネートが施されていたプレートでした。
「これは良いと思います。地域のボランティアさんも喜ばれると思います。」
とお答えしました。
課長さんからは、そのボランティアさんが来たらお見せして、コレで良かったらこの形でいきましょう、と言います。との事です。
ご無理を言いましたところ、色々と工夫をしてくださり形にしていただきました町民安全課のみなさん、ありがとうございました。