「南地域福祉セミナーVer.4」に参加しました。
2024年10月19日(土) 9時30分より11時30分
南自治組織様主催の「南地域福祉セミナーVer.4」に参加しました。
今回は、「人生100年時代 健やかに、いきいきと過ごすヒケツ」というテーマで3つのプログラムに沿って行われました。
プログラムは、以下になります。
① 健康寿命ってナニ!?
講師 健康福祉課の酒向さん(保健師)
➁ 健やかにいきいきと過ごすヒケツ
講師 戸籍保険課の廣瀬さん(管理栄養士)
➂ 体験!!いきいき100歳体操
① 健康寿命ってナニ!?
① 健康寿命ってナニ!?
このプログラムでは、各地域(秋田・豊田・大屋敷)の医療費の中身から、0~74歳までと75歳以上に分けての統計データから、それぞれどのような病気になりやすいかを検証しました。
どの年代においても高血圧症と糖尿病が多いという結果が出ました。
特に糖尿病は、生活習慣病とも言われていますので、各々の生活習慣を見直すことで防ぐことができます。
また、糖尿病から、高血圧症、脳梗塞につながりますので、そういった事を考えると、「毎日の生活習慣こそが大事である。」という事になるわけです。
「健康寿命の延伸」=「生活習慣病の予防」「持病と上手に向き合う」
生活習慣病の予防が健康寿命の延伸のヒケツ😀
分かってはいましたが、改めて学び直すことができました。
また、これも頭では分かっていますが、なかなか実践できない事で、「運動習慣」を持つことです。
厚生労働省から「今より運動を+10(プラス・テン)!」というプログラム出ています。
「今より10分多くからだを動かすだけで健康寿命をのばせます。あなたも+10で、健康を手に入れてください。」
というテーマで、からだを動かすことをすすめられてます。
これは、運動という概念にとらわれず、「掃除」「買い物」「家事の休憩中にストレッチ」「食事の準備」「友人とのランチ」「趣味・サークル活動」というような事を、日常生活に一つ増やすとか、余分に動くとかで、今より10分からだを動かしましょう、という内容です。
「今よりプラス10分多くからだを動かす事で健康になれる。」というのです。
コレならすぐに始められますね。
他に「年1回の健康診断」もとても有効です、というお話しもいただきました。
やはり、講習を受けると「やる気」が出ますね。私も「健康寿命の延伸」を心掛けて生活をしていこうと改めて思いました。
講義をしてくださった酒向先生、ありがとうございました。
➁ 健やかにいきいきと過ごすヒケツ
「健やかにいきいきと過ごす」誰もが望む事ですね。
普段の生活で、どうすればそれがかなうのか、知りたいところです。
このパートでは、普段の食事から、「健やかにいきいきと過ごす秘訣」を勉強しました。
結論から言うと、
「しっかり食べて、しっかり動く」という事が大事である、となります。
「しっかり食べる」と言っても、食べすぎたり、偏った食事で満腹にするという訳ではありません。
主食(炭水化物 ごはん。パン、うどん、そば等)、主菜(たんぱく質 肉、魚、玉子、豆腐など)、副菜(緑黄色野菜、淡色野菜、きのこ、海藻など)、をバランス良く食べるという事です。
具体的には、
主食1 : 主菜1 : 副菜 1~2
が基本バランスになります。
「主食は、脳の栄養分」
炭水化物(糖質)は、からだを動かすエネルギー源になります。
また、脳の唯一の栄養源であります。
炭水化物が不足すると思考能力や気力の低下につながります。
なので、毎食、必ず食べることが大切、との講義を受けました。
主菜(たんぱく質) 「たんぱく質は積極的に」
たんぱく質は、筋肉や血管、肌、髪などの材料となる大切な栄養素、という事で、1日の目安として「片手4杯分」を取りましょう、との事です。
副菜(野菜) 「1日350gを食べる」
野菜を摂取すると「血糖値の上がり方が緩やかに」「とりすぎた塩分を体の外に出す」効果があるそうです。
また、野菜に含まれる成分のほとんどは、体に貯めておけない、なので毎食、必ず食べることがポイントになります。
それぞれの役目があるんですね。
勉強になりました。
私の場合、妻が栄養士の資格を持ってまして、普段の食事にサラダ等の野菜類のおかずをたくさん出してくれています。
妻が学校で習ったのが「1日30品目の食材を使って食事を作る」という事だったそうです。
そのあたりを意識して食事を作ってくれています。
感謝です。
講義のなかで、妻が意識している事とリンクしたお話しもいただきました。
「フレイル予防のポイント」で、「食事の量」を増やすより、「食品の数」を増やすことがポイントという事です。
この講義を聞いた時に、妻がいつも言っていることだなぁ、と思ったしだいです。
妻が学校で習ったのは40年も前になりますが、その頃と同じ教えですので、やはりそうなんでしょう。
皆さん、食品の数を増やす、事ですよ。
ちなみに「フレイル」の言葉の意味ですが、
フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間の段階を指します。
と、説明されています。
年齢を重ねていくと、心身や社会性などの面でダメージを受けたときに回復できる力が低下し、これによって健康に過ごせていた状態から、生活を送るために支援を受けなければならない要介護状態に変化していきます。
健やかにいきいきと過ごすためには、フレイルにならないための予防が大切だということです。
これからも「フレイル」という言葉が出てくると思いますので、覚えていただくと良いかと思います。
その他、「お酒などのアルコール摂取について」「口腔 お口の健康」「非常時の食事」「水分補給のポイント」など、色々なお話しを聞かせていただきました。
講義をしてくださった廣瀬先生からは、
「今回のお話しで1つだけでも良いので持ち帰ってください。」
との事でしたが、私は、いっぱい持ち帰らせていただきました。(笑)
こうして、まとめを書いていくと、さらに理解が深まりました。
廣瀬先生、ありがとうございました。
そして、最後に以下の格言をいただきましたのでご紹介をさせていただき、記事の締めとさせていただきます。
しっかり食べる。ほどほどに食べる。