令和6年度予算「歳入」地方譲与税編
下記は、令和6年度予算「歳入」の(款 2) 地方譲与税についてまとめた資料です。
地方譲与税は、3つの「項」の合算になります。
その「項」とは、1地方揮発油譲与税、2自動車重量譲与税、3森林環境譲与税となります。
これらを合わせると97,396千円になります。
地方譲与税について、大口町と総務省の概要が下記になります。
地方揮発油譲与税は、平成21年度から道路特定財源の一般財源化に伴い地方道路譲与税から名称が改められたものである。
地方揮発油税収入額に相当する額の100分の42に相当する額を市町村道の延長及び面積で按分して、6月・11月及び3月に市町村に対し譲与される。
自動車重量譲与税は、自動車重量税収入額の1,000分の407に相当する額が6月・11月及び3月に市町村に対し譲与される。
森林環境譲与税は、国税の森林環境税を、私有林人工林面積、林業就業者数及び人口による客観的な基準で按分して9月及び3月に市町村に対し譲与される。
(大口町 令和4年度 決算に係る主要施策の成果報告書より引用)
地方譲与税は、国税を客観的な基準によって地方団体に譲与するものであり、現在、地方揮発油譲与税、石油ガス譲与税、自動車重量譲与税、特別とん譲与税、航空機燃料譲与税、特別法人事業譲与税及び森林環境譲与税があります。
森林環境税を充当して設置されたベンチです。
尾北自然遊歩道にあります。
地方譲与税は、1地方揮発油譲与税、2自動車重量譲与税、3森林環境譲与税の3つの項の合算になります。
1地方揮発油譲与税、2自動車重量譲与税は、道路の延長、拡幅などにより譲与額がアップします。
また、昼間人口が多いと別途補正がかけられ、譲与額がアップします。
現在、大口町は、道路の延伸や拡幅などを積極的に行っており、その事で、交通安全対策や利便性向上が図れますが、それ以外に税収アップという副産物もあるのです。