投稿日: Jul 08, 2013 2:8:14 AM
<狙い>
本フォーラムは先生との連携により高校生の学びの意欲を高める調査研究の一貫として、今回は大学生の主体的参加による企画と異なる学会との連携により、東日本大震災後の日本の教育を考える場を提供するものです。本ページは非公開で、関係者にのみURLをご連絡しています。
以下の講師候補は公開情報を元にリストアップしたものです。
“学びの意欲からのイノベーション” 2013年12月 日 東京
キーワード:
人の意欲を高める場の設計 アクティブラーニング 手法 実例 一般化
イノベーションのキー 連携 地域 社会 グローバル
主催:
電子情報通信学会
NPO法人日本教育再興連盟 高校学習支援プロジェクト
プログラム案:
委員長会挨拶と問題提起
コミュニケーションの原点 原島 博(東大名誉教授)
フォーラム企画と趣旨説明
日本の教育の課題 学生WG 内山 裕介(慶応大学3年)
講演案: (△ ◎は候補であるが、別の機会に回す)
△日本人のメンタルモデルと教育改革 システム思考で分析 熊平 美貴(日本教育大学院大学)
アクティブラーニングと生徒の意欲 小林 昭文(元埼玉県高校物理教員 現河合塾)
デジタルネイティブの学びの意欲 ICT機器の活用 金子 暁(広尾学園)
△情報化で生まれる新しい学習のかたち 山口 祐平(東京大学情報学環)
街おこしをテーマとした大学授業 久米 信行(明治大学商学部講師)
◎地域との協働を通した学校、人、地域づくり 浦崎 太郎(岐阜県立可児高校)
△大学での意欲向上 イノベーション教育 堀井 秀之(東大工学研究科)
幸福感を意欲に高めるシステムデザイン (遊学働生) 前野 隆司(慶応大学SDM研究科)
<参考>
HCG2013シンポジウム提案候補
人をまるごとみる「生活者観測」 嶋本 達嗣(博報堂生活総合研究所)
2014年 総合大会提案候補 「続 楽しい学び?: ICTの活用 デジタル}
大学生の描く未来の学び フォーラム報告 内山 裕介(慶応大学・日本教育再興同盟)
デジタル教科書 片山 敏郎(新潟大学教育学付属新潟小学校)
ICTリテラシー向上、誰もが教育に貢献する社会 藤川 大輔(千葉大学教育学部)
◎地域との協働を通した学校、人、地域づくり 浦崎 太郎(岐阜県立可児高校)
イノベーションフロンティア研究懇談会 第2回教育イノベーション部会(2014年4月頃)
△日本人のメンタルモデルと教育改革 システム思考で分析 熊平 美貴(日本教育大学院大学)
△情報化で生まれる新しい学習のかたち 山口 祐平(東京大学情報学環)
△大学での意欲向上 イノベーション教育 堀井 秀之(東大工学研究科)<経過>
電子情報通信学会HCG(ヒューマンコミュニケーショングループ)所属第3種研究会「未来世代から見たコミュニケーションの魅力と学習意欲向上」は、2011年3月14日に発足記念シンポジウムの開催を計画していました。その数日前に発生した東日本大震災によって講師をお願いしていた高校の先生とも連絡が途絶え、中止を余儀なくされましたが、2か月後には東京で「大震災からの学びを未来につなげる」ためのシンポジウムを開催しました。その後、仙台や石巻で被災地の高校生参加のワークショップを開催、高校生の気持ちの理解と支援に努めました。2012年3月の岡山大学での総合大会ではシンポジウム「楽しい学び実現?-高校生の意欲向上目指して-」を開催、高校現場の実践報告に加え、教育心理学の観点からの講演も含めて、近隣県の高校の先生を含む60名余の参加をいただき関心の高さを確認しました。その後10月には福島で情報処理学会と連携して「特別な体験を学ぶ意欲に」をテーマに、東北の高校の先生に意欲を高める国内外の実践紹介を行うフォーラムを開催しました。こうした大震災を契機とした高校の先生との連携活動を学会内で広く理解いただくために、学会誌10月の小特集「人間中心の観点での東日本大震災からの復興」の編集に協力、12月に熊本で開催された所属グループのHCGシンポジウム2012では、キーメンバーによるパネル討論を行い、学会会員への大震災への関心喚起を訴え、本年3月20日の岐阜大学での総合大会には、「人間の観点からの大震災」「続 楽しい学び実現は?」の連続した2つのシンポジウムを開催、延べ100名を超える参加を頂きました。
3年を時限として調査研究を目指した本研究会は、来年3月の総合大会を最後に発展的解消を遂げるため、本年12月にイノベーションフロンティアの研究や活動を支援する研究技術計画学会と連携した研究会を開催、「大震災」「教育」への学会会員の更なる関心喚起を図りたいと考えています。すでに学生のグループと討論しながらシステム図を用いた課題整理、現象分析に努めるとともに、デジタルネイティブを前提として最新のICTをも活用、主体的行動を促し「学びの意欲を向上」させる場の設計についての議論を進め、講師や講演の打診を始めています。