投稿日: Jul 17, 2017 6:30:10 AM
和文提案趣旨
教育に関連したシンポジウムを、HCGの提案と支援により大震災後の総合大会において毎年開催してきた。開催地周辺の高校教員に学びの意欲を高めるための実践、大学におけるアクティブ・ラーニング、博士人材の育成などをテーマに取り上げてきた。今回は情報や知識を活用する思考力、ICT活用等に焦点を当て、大学のアウトリーチ活動の改善に繋げることを目指した講演とパネル討論を企画する。
末尾のその他欄に提案した基調講演と連動して、社会課題の1つである教育改革について学会会員が理解を深め、身近なところから連携して推進することを訴えたい。
関連
学会設立100周年の記念座談会において技術以上に社会に目を向けることの重要性が指摘された。社会課題の1つとして教育改革について、学会においても関心を持ち議論をすべきことを100周年懸賞論文に投稿して訴えた。
本提案のシンポジウムに加えて、文化功労賞(H28年)を受賞され、本学会の名誉員(H29年)で、元中央教育審議会委員長で大学入試改革を中心とした高大接続システム改革会議の座長も務められた安西祐一郎氏(学術振興会理事長)に、改革全体を紹介いただく特別講演を、理事会、大会委員会としてお願いすることを提案する。