総合大会シンポジウムは以下の通り開催します。多数のご参加をお待ちしています。
<日時> 2017年3月21 日(水) 13 時-17時
<場所> 東京電機大学 東京千住キャンパス 1 号館 2 階 1224 セミナー室
<プログラム> 次の記事をご覧ください。
<第一部ワークショップの進め方> 阪井先生の司会により、小粥の本企画の経緯と狙いの説明(約10分)に続き、イノベーションには人材が不可欠で、小中学校時代からその芽を育てる必要があるとの視点から、指導要領改訂議論経過と新たな教育理念を紹介、社会に開かれた教育課程実現、学校外との連携が求められていることを訴えます。この際、情報社会に続くSociety5.0の到来、急速な変化に対応して誰もが生涯学び続けることの重要性について一緒に考えることを提案する。
こうした訴え、提案に関連した参加者の質問、回答のやり取り(約40分)を通して参加者の教育への思いを喚起し、阪井先生のファシリテートによりワールドカフェ方式での討論発表(約70分?)を行う。
先日参加した東大の博士教育リーディングのシンポジウムでは、市場の生産と社会での生活を行政の財政が統合していることを理解させることが教育の役割であると経済学者の基調講演もありました。また社会に出ても学び続ける必要性を指摘、背伸びして挑戦、振り返りながらの思考、対話を通した繋がりの基本を促す啓発書も見受けられます。こうした視点や話題を含めて、参加者がそれぞれの視点で広く教育を語り合うことを期待しています。
<第二部パネル討論の進め方> パネリストの皆様の具体的活動例をご紹介いただき討論することで、参加者に社会に開かれた学校支援に向けて具体的にできる事のイメージを把握いただくことを目的としています。理屈でなく実践例を知り自分にもできると感じ、次のステップを考えることを促すものとしたいと思います。
<第1ラウンド> 自己紹介に続いて高校の教育支援の活動の内容を、経過や課題を含めてご紹介、参加者に参加をお勧め下さい。
①自己紹介と高校支援活動の動機、内容と視点(各5~10分)
國藤 進(JAIST名誉教授) 石川県小松高校のSSH支援
米田 巖根(慶応大学SDM)埼玉県下高校の創造性向上教育
大塚 作一(鹿児島大学) 鹿児島県下の高校支援
<質疑応答>
会場からの質問を受けて関心事を確認しますが、登壇者間での質疑応答も歓迎します。
<第2ラウンド> 論点を絞り(以下例)、特定のパネリストに意見求め、更に会場を含めた討論を展開、課題や学会のできる事などについて掘り下げます。
②大学入学前に大切で必要な事を身に付けるにはどうすべきか? (大塚先生)
③高校教員、生徒との対話における困難さと問題克服の工夫? (米田先生)
・異分野との対話=越境の工夫? 共通基盤、基本に戻れ?
④アクティブ・ラーニングの指導(國藤先生)
・「主体的、対話的で深い学び」とは?
・ 対話とは?
⑤イノベーションにおける人工知能の役割と教育への適用?(小林氏)
・人工知能がもたらすイノベーションの可能性?
・Society5.0における情報による価値創造とは?
⑥高校との連携、支援拡大における学会の出番? (学会関係者)
・学会誌3月号特集紹介「子供の科学教室に見るシニアの活躍─能力,技術の伝承と生きがいを考える─」
シニアの科学教室での楽しさ:竹下 秀俊(ビッセン株)
シニア理科実験活動:平井浩二 中田那臣(ディレクトフォース)
・組織的支援の意義?(委員会設置、支援内容?)
・質保証された出前授業? (講習会、マニュアル作成)
・個別教科指導のアドバイス、教材提供?(情報処理学会は実施)
・教科書出版会社の編集に協力? 他学会への横展開と連携?
振り返り - Mar 22, 2018 1:24:9 PM