投稿日: Apr 16, 2017 2:29:25 AM
学会案内
http://www.ieice.org/jpn/katsudou/kyousan.html
座談会「100年の偉業を振り返り未来に繋ぐ」に参加した。壇上には名誉員でもある歴代会長や文化勲章、文化功労賞受賞者などの長老と現学会執行部幹部が並ぶ。会場には私の年代より上のシニアが多く、若手の顔はほとんど見当たらない。その数約50名は寂しい限り。
通信を振り返りながら偉業が語られ、学会の在り方や役割も。そんな中、40年周期説が注目された。1867年大政奉還、1905年日本海海戦、1945年太平洋戦争敗戦には大きな技術が関与して社会をもたらしたと捉え、1985年以降は技術経済大国実現の時代となり、情報通信革命はビッグデータ活用で新たな社会を生み出そうとしているが、個人の趣味より社会重視のQoS(Quality of Society)を求めるに至っている。これから迎える2025年は、QOSに続く文明を持ち、日本社会が世界の模範となる。社会との繋がりでは、高齢化、平均寿命と定年からシニアの活躍が話題に。IEEEのビジネスモデル追随かボランティアベース活動に活路を見出すべきか、広くシニアの活躍の場を活かす、多様な中小学会との連携、リードする必要性も指摘された。