投稿日: Oct 08, 2014 10:39:39 PM
Ø 名称
2015年総合大会シンポジウム「教育改革と人材育成」(仮)
Ø 企画の目的
大学の授業改善、主体的な学び推進のための改革を取り上げ、知識基盤社会に必要な能力の育成について議論する。これにより、本学会の対象分野のコミュニケーションの基本を理解の上に、ICTの活用や教育改革を考える場を提供する。
Ø 経緯
2011年3月の第3種研究会「未来世代から見たコミュニケーション科学の魅力と学習意欲向上研究会(CML)の設立以来、総合大会において公開シンポジウムを同研究会が中心となり4回に亘って開催、高校の先生からの報告を頂きパネル討論を行うことで、意見交換して学会会員と高校の教員との交流を深め学校における教育の実態の理解に努めてきた。この間に参加者は年々増加して100名弱に至り、大学の教育改善の報告もされ、教育や人材育成についての会員の関心が高まっている。また学会企画室の中では教育に関する活動を見直すWGが設置され、多くの会員の集まる総合大会でのシンポジウムを継続して問題意識の共有を図ることの意義は大きい。
Ø 企画内容
大学でのキャリア教育の課題を整理、高校での授業改善の実態を理解の上で、大学における教育の改善の先駆的な試みを紹介、今後の大学教育についての在り方を考える機会としたい。並行して情報通信技術発展による社会の変化の中で、行政の描くビジョンや政策や新たなプログラムを振り返り、これからの教育改革と人材育成を考える場とする。
Ø 提案趣旨 新TK-5 登録No:14S501 PW:
理工離れ、電子情報通信への関心低下、学力低下の進む中で、未来世代の育成を高校の先生とともに議論して解決の糸口を把握すべく、総合大会での公開シンポジウムを過去3年間行ってきた。この中でアクティブラーニングや反転授業などの授業改善が高校から大学まで広がりを紹介してきた。今回は大学の授業改善、主体的な学び推進のための改革を取り上げ、知識基盤社会に必要な能力の育成について議論する。これにより、本学会の対象分野のコミュニケーションの基本を理解の上に、ICTの活用や教育改革を考える場を提供する。