投稿日: Mar 02, 2017 3:12:27 AM
「教育改革を推進するための高大連携?」
日時:2017年3月23日(木)13時―17時
場所:名城大学
企画の概要
大学入試改革、初等中等教育課程見直しを含む教育改革を推進すべく、変化の速い知識基盤社会に備えるべき資質・能力の育成を中心に、アクティブラーニングがキーワードとなり主体的な学びを促すための授業改善やICT活用について議論が進んでいる。総合大会の地域開催に合わせ、地元の高校や大学での授業改善の実践の報告をいただくとともに、政策決定に近い関係者も加えてシンポジウムを開催、学会会員の教育改革に関する意識を啓発、身近な目標として高校と大学の連携による「見方・考え方」の育成マップの作成と活用に焦点を当てた議論を計画している。
経緯
2011年3月の第3種研究会「未来世代から見たコミュニケーション科学の魅力と学習意欲向上研究会(CML)の設立以来、総合大会において公開シンポジウムを5回に亘って開催、高校の先生からの報告を頂きパネル討論を含めた意見交換を行い、学会会員と高校の教員との交流を深め努めてきた。この間に参加者は年々増加して100名弱に至り、大学のプログラムや授業改善の報告も加わり、教育や人材育成についての会員の関心を高めてきた。また学会企画室でも教育に関する活動を議論、HCGが中心となり「人の立場から社会の課題としての教育」についての会員の問題意識の共有を図ることが期待されている。
プログラム案;
-基調講演+地元関係者の講演- 教育改革、高大接続、アクティブラーニング
「高大接続システム改革~見方・考え方の育成のロードマップ」 河合塾 成田 秀夫
「主体的・対話的で深い学びを導く試行錯誤」 名古屋商科大学 亀倉 雅彦
「高校、大学が求める高大連携とは?~学力問題とその周辺について~」名城大学(元高校数学教員)竹内 英人
「博士リーダーに必要な資質・能力の育成」 名古屋大学(博士教育LP)中岩 浩巳
「つながり合い・シコウする下からのカリキュラムマネジメント~日常から社会、生涯への展開」
三重県鈴鹿中学・高校 山出 諭 三重県立上野高校(数学)藤森 崇史
「教養に裏打ちされた言語行動主体を育てる-変化の激しい時代において主体的に生き方の舵をとるために-」
福井県立若狭高校(国語)渡辺 久暢
-パネル討論-
原島 博(電子情報通信学会HCG顧問)と上記登壇者