NDC: 141.5
ISBN-13: 978-4797358469
目次
はじめに
第1章 発想を広げる―図は「ひらめき」をこう誘発する
・ たとえばじゃんけんも「三すくみ」と見れば?
・ これならコピーが「独創」になる
・ 情報の流れをさかのぼる
・ ドラッカーと二宮尊徳の注目点
・ いい図が「構造主義的」なのはなぜ?
・ 空白が発想を要求する
・ 「図解」と「図化」では効果が正反対
・ 創造のプロセス
・ 私が続けてきた「図化勉強法」
・ 図は「見る」より「描く」ことで頭が鋭くなる
・ トレーニングの始め方
・ 図化と三色ボールペン
第2章 論理を深める―筋道を「上から一望」してみないか
・ 整理が進むことは判断が進むこと
・ 図を描きながら議論する
・ 「A4一枚」の使い方
・ 「マッピング」整理術
・ 「レトリック上手」の弱点
・ 大切なのはグランドデザイン
・ 頭の中でも図はできる
・ 思考とは意外なものを「分ける」「つなげる」こと
・ 松井秀樹選手の「二分化思考法」
第3章 理解を早める―「言葉にできない」なら図化しよう
・ 手を動かすと頭も攻撃的に働きだす
・ たとえばプチうつは図にできる
・ 複雑な言葉も図は単純に示す
・ 紙の真ん中に線を引く
・ できる人の思考を写し取る
・ 図と文の長所を組み合わす
・ 明治維新のグランドデザイナーたち
・ イメージも図の一種
第4章 説明を磨く―意思の一致は「見える化」から
・ いいプレゼンテーションの条件
・ まず「枠組み」を分けよう
・ カオスからスッと抜け出す
・ わかったことより「何が分からないか」を示す
・ セブン-イレブンはなぜ会議を減らさないのか
・ 坂本龍馬と図化思考
・ 全体最適を見つけよう
・ 中村俊輔選手の「ノート」の秘密
・ 上司はもっと図を描け
・ たとえば模型という図もある
・ 感情論を「隔離」するために
第5章 特長を伸ばす―図で「自分のスタイル」をつくり出す
・ 「トヨタマン」「ホンダマン」のつくられ方
・ 「ルノワール変換」が始まる
・ ゴッホがブランドになるまで
・ 梅原龍太郎が「ルノワールの弟子」を脱した時
・ 人はなぜモノよりブランドに大金を払うのか
・ 価値は「比較」がつくる
第6章 変化を育てる―同じものから「人とは違う知恵」を見つける
・ 構造主義を「図のワザ」としてとらえる
・ たとえばソニーの構造とは?
・ カオスからつかみ出す
・ 時代小説はなぜどれも面白い?
・ 異分野にこそ大きなヒントがある
・ ユニクロ人気は「現象」か「構造」か
・ ビジネス思考の武器
・ 「横断的に見る」とわかること
第7章 本質をつかむ―「もう流されない自分」を確立する
・ レヴィ・ストロースの衝撃
・ 言葉は曖昧だから・・・・・
・ マルクスとフロイトが発見したもの
・ 絶対性の消滅
・ 全体を見なければ本当の価値はわからない
・ 熱い社会と冷たい社長
・ 時間や因果から自由になる
・ 構造主義とビジネスチャンス
・ 私はなぜ「砂時計」を好むのか