NDC: 141.5
ISBN-13: 978-4623056835
目次
はしがき
1章 私たちは世界をどのように見ているのか?(川端 康弘)―視覚と視環境
1 見ることと描くこと
2 視覚のメカニズム
3 視覚イメージの形成
4 環境と色彩
コラム 明るい夜の風景――明るい燈下と暗闇を同時に描いたゴッホ
2章 私たちはどうやってことばや音楽を聴き取っているのか?(谷口 高士)―聴覚と言語音声と音楽
1 聴覚のメカニズム――音ととらえる仕組み
2 音声はどのように知覚されるのか?
3 音楽はどのように知覚されるのか?
コラム マスキングの仕組みと効用
3章 時間の経過はどのようにわかるのか?(田山 忠行)―感覚と時間知覚
1 感覚・知覚のメカニズム
2 時間の認識
3 日常行動と時間
コラム1 私たちに自由意思は存在するか?
コラム2 概日リズム
4章 意識とは何だろうか?(仲 真紀子)―短期記憶、ワーキングメモリ、自伝的記憶
1 意識とは何か?
2 内観できない意識的過程
3 自伝的記憶と意識・無意識
コラム1 スキーマとスクリプト
コラム2 記憶の抑圧・回復に関する信念はどこから来るのか?
5章 記憶はどのように知識になるのか?(伊東 裕司)―記憶、知識、学習
1 記憶と知識はどのように異なるのか?
2 記憶が定着する条件
3 個別の記憶からより抽象的な知識へ
4 事実や出来事についての記憶とやり方の記憶
コラム 顔の記憶の言語的側面と非言語的側面
6章 私たちはどのように会話しているのか?(仲 真紀子)―会話、発話、面接法
1 会話の成り立ちと特徴
2 発話の理解
3 事実を聞き出す面接法
コラム 子どもの目撃証言
7章 私たちはどのように文章を読み、書くのか?(内田 伸子)―書くこと、考えること、生きること
1 リテラシーの習得による認識過程の変化
2 推敲課程におけることばと表象の関係
3 書くことによる新しい考えの発見
コラム 「発話思考法」に成功するコツ――推敲課程でどんな活動が起こるのか?
8章 私たちはどのように考えるのか?(山 祐嗣)―思考と問題解決
1 思考とは問題を解決すること
2 思考の本質は推論
3 適応という観点から見た思考
コラム 2種類の合理性と思考
9章 モノのデザインは心理学とどのように関わっているのか?(原田 悦子)―使いやすさと認知心理学の関係を探る
1 モノは使うもの=道具であり、メディアである、ということ
2 使いやすさを支えるアフォーダンス、メンタルモデル、メタファ
3 モノを使うということは生活を変えるということ
4 良いデザインを考えることは人を観察し、異文化交流をすること
コラム やってみよう、ユーザビリティテスト!
10章 私たちは自分の心をどのように認知しているのか?(三宮 真智子)―メタ認知による心の制御
1 メタ認識の構成要素と機能
2 メタ認識の発達
3 メタ認識のモデル
コラム メタ認識を促す学習活動
11章 感情は知的行動にどのような影響をおよぼすのか?(北神 慎司)―感情と認知
1 感情とはいったい何だろう?
2 感情が認知におよぼすさまざまな影響
3 表情を通じた感情のコミュニケーション
コラム 基礎研究と応用研究
12章 動物は世界をどのように認識しているのか?(和田 博美)―動物の認知行動
1 ヒトの脳と動物の脳
2 動物はどのように世界を認識するのか?
3 動物の認知能力を脳科学研究に役立てる
コラム 日本人女性の血液中ダイオキシン量