奥久慈には風土、歴史が育んだ様々な特産品があります。付近のお土産屋さんや道の駅などで買うことができるので、旅の思い出にいかがでしょうか?ちなみにプロジェクトメンバーは必ず地酒を買って帰ります。長い歴史を持つ奥久慈の地層を通ってきた清らかな水。その水で作られた地酒を観察した地層を思い出しながら飲む。これは最高の贅沢でしょう!

特にお勧めなのは、奥久慈茶、奥久慈そば、奥久慈ゆば、久慈川鮎、奥久慈しゃも、漆(うるし)、奥久慈りんご、こんにゃく、地酒、地ビール、チーズケーキ、おやき、硯(すずり)です。


↓さらに詳しく知りたい方へ

奥久慈茶

奥久慈茶は、新潟県の村上市と同様、お茶の生産できる地域の日本最北限の茶産地となっています。低温多雨の気候と冬の寒さの中で育った奥久慈茶は、緑色が濃く、香りも強いお茶で、その味は渋みが強くそれでいてコクがあります。

奥久慈そば

大子町のそばの実は、粒揃いで、特有の香り、風味、甘味があり、全国のそば職人から高い評価を受けています。

奥久慈ゆば

奥久慈産の厳選された良質の大豆を、日本名水百選にも選ばれた八溝山系の清らかな水を使用し、一つ一つ精魂込めて作り上げているこだわりの逸品です。

久慈川鮎

清流久慈川で育った天然鮎。身が締まっていて、香ばしく、姿も美しいのが人気の秘密です。鮎釣りも盛んで、夏から秋の漁期には全国から太公望が訪れます。塩焼き、刺身、甘露煮、田楽、うるか、等が楽しめます。

奥久慈しゃも

全国特種鶏(地鶏)味の求評会で第一位に選ばれた「奥久慈しゃも」は、奥久慈の自然の中で存分に運動させ、丁寧に育てています。身が締まっていて脂肪分が少なく、歯ごたえがあり、味にコクがある健康食材です。

漆 (うるし)

良質の大子産漆は輪島塗や春慶塗など高級漆器に仕上げ用として使われている他、漆芸家で人間国宝(重要無形文化財)に認定されている大西勲さんなどにも使用されています。

奥久慈りんご

大子町には、「奥久慈りんごのふる里」や「奥久慈りんごの村」など5つのりんご集落があり60軒からのりんご園があります。

こんにゃく

この地方は古くからこんにゃく栽培が盛んで、江戸時代には、水戸藩の専売品として藩財政を支えました。当時の中島藤右衛門がこんにゃく芋を粉末にする方法を発見してから、全国的に栽培されるようになりました。さしみ、田楽とどんな調理方法でも美味しくいただくことができます。

地酒・地ビール

大子町には酒造会社が2社あります。豊かな水と寒暖の激しさが育んだ大子の地酒をぜひ!また、年間を通して水温、水質ともに安定した清冽な湧水、豊かな自然から生まれた「やみぞ森林ビール(やみぞもりのビール)」もお勧めです。

チーズケーキ

奥久慈の澄んだ空気、豊かな水と緑の中で育つ牛乳、その搾りたて牛乳で作られるチーズケーキは、あっさりとしてマイルドな味で評判です。

おやき

  昔から農家などで貴重な郷土食として親しまれてきましたが、近年の食生活の変化などにより作って食べられる機会が少なくなっています。昔からの食の知恵として連綿と受け継がれてきた伝統の味を現代風にアレンジして作ったのが「大子おやき」です。

硯 (すずり)

  日本名硯の一つに数えられる大子町の小久慈硯(こくじすずり)は、徳川光圀や斉昭らにもこよなく愛された硯で、質の良さで高い評価を得て、茨城県郷土工芸品に指定されています。この硯、実は奥久慈の地質が深く関係しています。大子の西側に位置する久慈山地は大子の地質より古い地質でできています。これは深い海にたまったもので、砂岩と泥岩の互層からなります。この硯はこの泥岩を削って作られます。この泥岩は古いので適度な硬さがあり、また非常にきめが細かいので、硯に非常に適しています。