りんご園-奥久慈りんご

早ければ9月の中旬には赤々としたりんごを見ることができる奥久慈。山々に囲まれ、水はけのよい土地に育まれるりんごは、“奥久慈りんご”とも呼ばれ、奥久慈の特産品の一つです。奥久慈という土地が水はけのよい土壌を持っているということが、りんごを奥久慈の特産の一つにしている理由の一つです。作物が育つためには、水(水分)が必要不可欠です。

しかし、多すぎる水分はかえって作物をだめにしてしまうでしょう。奥久慈では水が不足するということは少ないのですが、大雨などで水が多くなりすぎることはあります。そこで、奥久慈の水はけのよい土壌が多すぎる水をほかへ逃がし、りんごが育つのに適した量の水を蓄えます。

 

また、9月の終わりには平均気温でも15℃を下回り、昼夜の寒暖の差が大きい奥久慈の気候が、赤々とし、硬く糖度の高いおいしいりんごを育んでいます。

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奥久慈りんごは多くの種類があります。それぞれ旬の時期や味が違います。あなたのお気に入りはどれでしょうか?

 <種類:旬の時期。特徴>

 

つがる:9月初旬から9月中旬。果汁が多く、甘味が強い。 

 紅玉:9月下旬から11月初旬。果汁が多く、酸味の強い引き締まった味。

千秋:9月下旬から11月初旬。果汁が多く、果肉のしまったすっきりとした味を持つ。

世界一:10月中。少々大味であるが、果実が大きい。

スターキング:10月中。よくしまり、甘く濃厚な味を持つ。

ジョナゴールド:10月中旬から10月下旬。適度な酸味を持ち、かつ甘味も負けていない。

陸奥:10月中旬から11月初旬。飽きのこない味で、果実は見栄えがいい。

北斗:10月中旬から11月初旬。果汁が多く、みずみずしい。

陽光:10月上旬から10月下旬。甘味と酸味のバランスのとれた味を持つ。

ふじ:11月中。蜜入りのものがあり、甘味が豊富で果実も多い。

王林:11月中。果汁が多く、甘味も強い。また、独特の香りを持つ。