2011-3-1 Komiya's ヒガイ論文出ました

Post date: Mar 1, 2011 9:38:54 AM

とうとう出ました.

Komiya, T., S. Fujita and K. Watanabe. 2011. A novel resource polymorphism in fish, driven by differential bottom environments: an example from an ancient lake in Japan. PLoS ONE, 6: e17430. Doi:10.1371/journal.pone.0017430.(2011)

オープンアクセスですので,無料で読めます.

昔からツラナガ,アブラ,トウマル等として知られてきた琵琶湖のヒガイ類.当研究室の小宮さんが中心になって行っている一連のヒガイ類の適応進化論文の第1弾として,琵琶湖のヒガイ類が,底質に対応した形態的栄養多型を発達させていること,食性と関連する証拠,そして別種とされるアブラヒガイを含めて,琵琶湖全域の局所集団間にmtDNAやマイクロサテライトいずれにおいても遺伝的な分化が認められないことなどを明らかにしました.電子補足資料も同時にどうぞ.