2010年、ノルウェー/ドイツ/スウェーデン、監督:ベント・ハーメル、舞台となる地域:ノルウェー
クリスマスの夜にノルウェーの小さな町で起こったさまざまな出来事を重ね合わせている群像劇。路上生活者やイスラームの女の子に恋をする少年、落ちぶれた元サッカー選手など、多様な背景をもつ人びとの物語が紡がれる。ノルウェーなどの北欧諸国は、ルター派のプロテスタントが国教となっているが、教会離れも指摘されている。クリスマスを描いた本作においても宗教的な問題は背景にとどまっている。