2010年、アメリカ、監督:ライアン・マーフィー、舞台となる地域:アメリカ、イタリア、インド、インドネシア
35歳で人生をリセットするために旅に出た一人のアメリカ人女性が主人公である。ローマでは食を満喫し、インドでは瞑想をし、インドネシアでは人生を左右 するような占い師と出会う。世界を股にかけたグローバル時代の自分探しが描かれているといえるが、そこに登場する「外国」はあまりにステレオタイプ的であ るといえよう。瞑想や占い師といったものに代表される「神秘的」な東洋というイメージが未だに根強いものであることがわかる。