EagleTac P20A2 MarkII
投稿日: Mar 22, 2011 12:9:57 PM
EagleTac P20A2 MarkII (2AA)【SA】
XM-L CW 6,990円 5,650円
XM-L NW 6,990円 5,650円
2AA(単3電池2本)ライトのデファクトスタンダード!
LED:XM-L U2 CoolWhite MAX 360 LEDルーメン
使用電池:単3電池x2
サイズ:全長173mm、最大径27mm、重さ86g、
plastic mold lanyard ring標準装備
CREE XM-T6からCREE XM-L U2にランクアップ!
XM-Lモデル
Turboboost機能搭載!
より明るいTurboboostモード搭載、Turboモードの最初の3分はより高出力を実現、その後自動的に出力を20%落とし長いランタイムを実現します。
明るさ3段切り替え
360(Turboboost) - 282(Turbo) LEDルーメン / 83 LEDルーメン / 11 LEDルーメン
※ANSI FL-1 272(Turboboost) - 215(Turbo) ルーメン / 64 ルーメン / 9 ルーメン
Runtime 1.5 hrs / 8hrs / 100+ hrs
特殊モード搭載
ストロボ - ビーコン(点滅) - SOS
操作方法
ヘッドを締めきってTurbo、緩めてGeneral
Generalの状態からTurboにしてすぐに戻す(緩める)とLo
この時点で特殊モードに入っています。以下同様の操作をすると特殊モード内でモードが切り替わります。
Loの状態からTurboにしてすぐに戻すとストロボ
ストロボの状態からTurboにしてすぐに戻すとビーコン(点滅)
ビーコン(点滅)の状態からTurboにしてすぐに戻すとSOS
特殊モードの時もスイッチを切ると通常モードに戻ります、
tail strobe version
10秒間に15回ON/OFFを繰り返すとテールスイッチでストロボモードが使用できるようになります、
ONの状態からスイッチを瞬断させるとストロボモード
tail strobeモードの解除も10秒間に15回ON/OFFを繰り返す
リフレクタはスムースに近いOPタイプ、口径の小ささを補うために専用に新設計したリフレクタです
今回のロットからplastic mold lanyard ring 標準装備
P20A2 XP-G S2
明るさ:Turbo (Turbo Boost) / General / Lo
LED Lumen:278(340) / 63 / 12
ANSI FL-1:205(244) / 63 / 9
ランタイム:Turbo、1.5時間 / General、8時間 / Lo、100時間+
以下は従来モデルのスペック
Maximum 230 lumen / 60lumen / 15lumen(CoolWhite) *数値はOTF Lumen(Out-the-front Lumen)Runtime 1.5 hrs / 8hrs / 55 hrs(サンヨーエネループ使用時)アルミOPリフ搭載
OP リフにしたことでスポット光部分と周辺光の分離をできるだけ抑え中心から周辺までスムースな光のつながりを実現!
付属品
ホ ルダーケース
ストラップ
予備Oリング、
GITD スイッチブーツ
ランヤードリ ング※間違って付属している場合がありますが2011年モデルには使用できません、公称スペック
Stainless steel bezel
Syntax ultra-clear glass lens w/ harden and AR coating
Type III finish / aerospace tough aluminum
Smooth aluminum reflector
Gold plates on all contacts
Uniquly machined flashlight head
Superior tactical knurling and griping aerodynamic
Protrude tactical forward clicky tail-cap
Heavy Duty Holster
Glow-in-the-dark silicon tail boot
ET21 Diffuser glass filter with Syntax tough and AR coating
※注意事項:点灯しない時はご確認ください
お客様から点灯しないと送られてくるP20A2 XM-Lですが、
現時点でその100%がクリップ固定用リングが緩んでいるだけとなっております。
よくある例では、一番最初にテールキャップを外すときにクリップ固定用リングを一緒に回してしまい
クリップ固定用リングが若干緩んだ状態でテールキャップを締める事になり
テールキャップが正しく締まり切らずボディと正しく接触しないために点灯しません。
特に輸送時の振動等でクリップ固定用リングが僅かに緩んだ状態ではテールキャップと供回りしやすく
テールキャップを外したときにそれに気がつかないことも考えられます。
点灯しない場合は以下の写真をご覧いただきクリップ固定用リングが正しくしまっているかご確認ください。
・クリップ固定用リングが正しい状態
・クリップ固定用リングが緩んでいる状態
※ レビューは無作為に抜き取った一本で行ったものです、個体差やロットによる違いなどがあるため該当製品の性能を保証するものではありませんのであらかじ めご了承ください。
- 照射チェック画像 -
Turboモード
Generalモード
- モード切り替え -
このシリーズは他のEageTacに比べると明るさ調整がちょっと複雑です。
ヘッドを締めきった状態 - Turbo(最大)
ヘッドを緩めた状態 - General(標準)
ヘッドを一瞬だけ回して元に戻す - Lo(最小)
最後の最小モードはTurbo(最大)からでもGeneral(標準)からでも一瞬他のモードにしてもとに戻すとLo(最小)に切り替わるので、最初は悩みますが慣れると何も考えずにすぐにLo(最小)に切り替えできるので便利です。
もうひとつストロボモードがあります
テールスイッチでON/OFFを15回繰り返す
ON/OFFは半押しでもOK
ストロボモードになるとスイッチ操作ごとにOFF - ON - ストロボ - OFFを繰り返します。
- ランヤードリング -
2011年モデルからクリップがリング固定式になりクリップが抜ける心配がなくなったためランヤードリングが不要になりましたが、間違って付属する場合があります。
付属していてもランヤードリングは使えませんのでご了承ください。
クリップがリングで固定され抜けなくなりました。
※写真はクリップを外せる状態です、上の写真とクリップ上部のリングの位置mの違いをご確認ください、この状態ではテールキャップがキチンと閉まらないので電源が入りません。
- 調光機能用リング -
P20A2に限らず最近のEagleTacはボディを締めたり緩めたりを感知する部分にリングをスプリングで浮かせてスイッチとして使っています。
基板に直接ボディチューブの端面が当たる構造に比べ摩擦により摩耗や損傷がないのが特徴です。
ただし時々このリングの動きがスムースでなく調光が不調な場合があります。
もし調光が不調な場合はこのリングを手で押してみて軽く動くかご確認ください、
手で押すことにより僅かなバリ等が取れ動きがスムースになる場合があります。
- ランタイム -
P20A2 MarkII XM-L
100円ショップセリアの1300mAhのNi-MH充電池使用、Turboモードでの計測
点灯後3分で20%照度を落とすのでTurboboostモード搭載と思われます。
当初発注時にEagleTacから出力上げる?と聞かれたのですが、現状で出力と明るさのバランスがいいのと、回路を新しくすると納期が長引きそうなので従来と同じでいいよと言ったのですが・・・
現在メーカーに確認中です。
XP-Gモデルに比べ若干ランタイムが伸びています。
ちなみにXP-Gモデルのランタイムグラフはこちら
- リフレクタ -
P20A2 MalkII XM-Lをご購入いただいたお客様から「スムースリフのモデルが届いた」というお問合わせをいただきましたが、間違いなくOPリフですのでご安心を、
実はこれにこそ多くのLEDフラッシュライトをの中でEagletacが性能で常にリードしている理由の一つがあります。
まずはこちらの写真をご覧ください、
左:XP-G+OPリフ、中:XM-L+OPリフ、右:XP-G+OPリフ
確かに一見するとXM-L+OPリフはOPリフではなくスムースリフに見えますが、よく見ると僅かに鏡面が波打っているのがわかります。
こちらの写真のほうがよりわかりやすいでしょう
左:XP-G+OPリフ、中:XM-L+OPリフ、右:XP-G+OPリフ
集光度の高いスムースリフでは同心円で何段ものムラの出来るXR-Eに比べるとXP-Gは素直な配光ですが、
それでも発光体の面積に比べドームが小さいため独特の配光パターンになります。
そこで集光度優先のスムースリフと配光の綺麗さを優先したOPリフの二種類が発売されました。
ところが世の中XM-Lブーム(^_^;)
世論に押される形でP20シリーズにもXM-Lが搭載されましたが、XP-Gのリフをちょっと改良しただけではちょっと困った事が置きます、リフの直径に対しLEDの発光体の面積が広いためにXP-Gを搭載したP20に比べ集光度が落ちてしまうのです、
せっかく明るいLEDを搭載しても集光度が低ければ何もなりません。
そこでリフレクタをXM-L用に新たに作りました、
小さいリフレクタで高効率の集硬度に設計すると、横方向への厚い蛍光体を通った光が投影されたとき黄色いリングを作ります、それを解消するにはOPリフは欠かせません、しかしOPリフのOP度合いを高くすると今度は集光度が低くなります。
そのバランスを突き詰めたのが今回の非常にOP度合い(でこぼこ度合い)の低いOPリフです。
Eagletacは新しいLEDを搭載するときには必ず新しいリフレクタを設計します。回路やボディのデザインには気を使ってもリフレクタは適当なものを載せるメーカーが多い中、EagleTacは常にLEDに最適なリフレクタを作っているのです。
リフレクタでがっかりするLEDライトが時々ありますが、この辺は流石EagleTacですね。