防水、EagleTac PN20a
投稿日: Aug 16, 2010 10:28:29 AM
EagleTac PN20aとiTP A3 EOSを電気バケツに入れてみました。
事の発端はPN20aからアルカリ電池を出そうとした時です、
ヘッドの回転が妙に重い・・・
おかしい・・・
と思いつつ回していくと最後に
ポン!
といってヘッドが外れました、
涼しい時に入れた電池なので最近の暑い気温で内部圧力に変化が起きたか?それともアルカリ電池がなにかやったか?
でもアルカリ電池自体は液漏れも起こしていないし、見た目は普通なのでその件についてはこれ以上突っ込まいことにします、
で、
それだけ圧力が抜けないなら防水性も高いだろうと思った訳です。
iTP A3 EOSは道連れです(^_^;)
使ったのは電気バケツ、水を7リットルいれて回します、
ライトは底に付いたまま水流でちょっと動く程度ですが、その水流は通常の洗濯機と変わりありません。
トータルで10分位水没させた後にレンズ面を見るとどちらも綺麗です
いずれもヘッドとボディの2ピース構造のシンプルなボディで水が入りそうなところはレンズ部分とヘッドとボディのネジ部分の二箇所、
そのレンズ部分はしっかりしたもので水の気配もありません、
次にそのネジ部分
ああ惜しい!
iTP A3 EOSは僅かに水滴が見られます、とはいえ電気バケツの中に10分間入っていてこれですからかなり優秀です。雨の日に使うくらいじゃ問題はないでしょう。
それに対しEagleTac PN20Aはさすがで全く水の気配がありません!
これはさすがにポン!となっただけありますね(^_^;)
この違いはひとえにOリングの太さの違い故でしょう、
iTP A3 EOSはその細さがセールスポイントの一つです、細くて軽いのでカバンに入れておいても邪魔にならないのが良い点です、そのためにボディは極限まで細くなってAAA(単4電池)ライトでは最も細いボディになっています、するとボディ自体も薄く、当然Oリングも細い必要があります、
さてこのOリング、太い方が潰し代が大きく取れるので防水性も高くなります。
もちろん潰し代を大きく取るということはそれだけ隙間を狭くするということで、それによりツイストにも影響が出るのであまり潰し代を大きく取るわけにもいか無いのでそのへんはメーカーの設計時のポリシーで変わることになります。
iTP A3 EOSは軽快さが魅力なのでツイストも軽く、すると元々細いOリングでは潰し代を大きく取れなくて当然です。
それに対しEagleTac PN20aはヘビーデューティー仕様が基本です、細さを追求するより頑丈さが命です、特にネジ部分を太く取ったことは多くのメリットを生みました
直径が太いとツイストに必要な力が少なくて済む
直径が太いとボディを厚くできて太いOリングが使える
Oリングが太いと潰し代が大きくできる
潰し代を大きくして抵抗が増えても太い分軽く回せる
etc…
以前からノーブランドの中華ライトや中華パーツでも設計者が天才じゃなかろうか?と思うような場面に遭遇することが多いのですが、EagleTac PN20aのこれらの長所も偶然じゃなくて計算ずくだよね?
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