N-Light B3
投稿日: Jan 01, 2011 2:12:0 PM
★N-Light B3 ☆CREE XP-G NeutralWhite(AAA)【A+】
■ LED:CREE XP-G NeutralWhite
■ 使用電池:単4電池x1
■ Hi-Lo 2モード
■ ステンレススチールのきれいなボディ、とても短いストロークの電子スイッチ
■ 全長約73mm、最大径約15mm、重さ約34g
価格:3,480円
AAAの細身のライトながら発光部の面積の広いXP-Gを搭載し広いスポットを実現、手元灯としてより使いやすいライト
LEDはCREE XP-GのNeutralWhite、
スイッチはテールのプッシュスイッチ、非常にストロークの短い電子スイッチで、明るさHigh-Lo二段切り替え、点灯は必ずLoモードで点灯、そこからダブルクリックでHighモード
メーカー対応及び品質の安定性を確認したため品質及び保証レベルを【A+】に変更しました。
スチールケースとクリップが付属、
ケースは輸送中にヘコミやキズ等がありますのでご了承ください。
※ レビューは無作為に抜き取った一本で行ったものです、個体差やロットによる違いなどがあるため該当製品の性能を保証するものではありませんのであらかじ めご了承ください。
- ランタイム -
セリアのNi-MH充電池使用、
1AAAなのに照度が1時間以上もフラットなのは驚き、
- 10440Li-ion充電池 -
N-Light B3は回路的にはLi-ion充電池対応ですが、実際に使用するとなるとかなりリスクを伴います。
そのリスクはほぼ以下の二つとなります
電池のショート
発熱
まずは電池のショート
メーカーでも言っていますが、対応する10440Li-ion充電池はボタントップに限ります、
ボタントップというのは以下の写真の用に電池のプラス端子が飛び出ているタイプのことです。
ただし、一言にボタントップと言っても出っ張りの大きさは千差万別で、多くのボタントップの10440は以下の写真を見ていただいてお分かりのとおり、電池のプラスの直径が大きめでライトの回路のマイナス側となるリングの内径がほぼ同じです
場合によっては電池のプラスがライトのマイナス側のリングと接触し電池がショートします、回路の損傷だけで済めば良いのですが、電池のショートは電池が異常発熱し更に発火や爆発の危険性もあります。
ですのであらかじめ上記画像の状態で電池のプラスをライトのプラス側端子に当ててみて、周囲のマイナス側リングに触れないことを確認して下さい。
次に、
このようなLi-ion充電池を使う場合、バッテリーの出し入れは必ずテールキャップを外して行ってください。
もしヘッド側を外してバッテリーを出し入れするとヘッドの脱着の際に電池のセンターとヘッドの端子のセンターがどうしてもずれるので確実にショートの危険性があります、
その点テールからであればきちんとセンター出しした状態でバッテリーを入れるのでショートの危険性はかなり減ります。
更に重要なことは、
10440Li-ion充電池を入れたらすかさす間髪入れずすぐにスイッチを押し、そして点灯しなかったらすぐに電池を取り出すことです、
点灯しなかった場合電池がショートしていることが考えられますので、そのままにしているとショートにより異常発熱や発火、爆発のおそれがあります。
もし幸いにも点灯したら次に行うことは点灯した状態でライトを手のひら等でいろんな方向に衝撃を与えることです、もし電池を入れたときは大丈夫でも電池が内部でずれてショートしないとも限りません、軽く衝撃を与えてみて一瞬でも消えたりちらついたらショートの可能性があるので即座に電池を抜いて使用をやめてください。
ここまでやって電池のショートの危険性をクリアしたら次は発熱の問題です、
10440Li-ion充電池を使用すると通常の単4電池を違い明るさがかなりアップします、その分LEDや回路からの発熱も大きく、N-Light B3は非常にコンパクトなのであっと言う間にボディが高温になります、
このような高温はLEDや回路を損傷し、更に火傷の危険性もあります。
N-Light B3と10440Li-ion充電池の組み合わせではLoモードでもすぐにボディが発熱してくるのがわかります、
10440Li-ion充電池を使用する際はごく短時間での点灯にとどめ、連続点灯が必要な場合はアルカリ電池やNi-MH充電池などの単4電池で使用してください。
- 電子スイッチ -
N-Light B3はテールのとても短いストロークのスイッチ操作でON/OFF及びモード切り替えを行う電子スイッチを採用しています。
そのためスイッチ操作にはあらかじめ電気を流しておく必要があり、点灯していない時でも微弱電流が流れています、
そのため長期間使わないときはライトから電池を抜いておいてください、
ただし、長期間ライトから電池を抜いておくとスイッチ回路がリセットされてしまいスイッチのON/OFFや、モード切り替えが出来なくなる場合があります、
その場合は新品のアルカリ電池やフル充電のNi-MH充電池を入れて10分から30分待っていただくとスイッチのON/OFFやモード切り替えが働くようになります。
なお、Li-ion充電池を入れておくともっと短時間で通常動作に戻ります。
- アルカリ電池、単4リチウム推奨 -
電子スイッチ、もしくはDCコンの仕様によるものですが、Ni-MH充電池ではなく、アルカリ電池や単4リチウムの使用を推奨します。
一般的に高出力なLEDライトでは、アルカリ電池とNi-MH充電池を比べた場合大電流が取り出せるNi-MH充電池の方がより明るい事が多いのですが、このライトの場合電子スイッチの仕様上、Highモードへ切り替える際に開放電圧がより高いほうがより安定して明るく点灯します。
ランタイムを測ればより安定して大電流を流せるNi-MH充電池のほうが有利ですが、短時間での点灯消灯を繰り返す場合はアルカリ電池のほうがHighモードで明るいという結果になります。
高価ですが単4リチウムならランタイムでも明るさでもベストです。