理科の基本的な学習方法 1分野

【理科の基本的な学習方法 1分野】

理科は通常、1分野と2分野に分かれています。

1分野では「光の性質」「物質の状態変化」「物体の運動」など、

主に化学的なことについて学びます。

この1分野は2分野と違い、暗記だけでは苦戦します。

それなりの算数・数学の力を持ってないと大変です。

特に理科では分数よりも小数がよく使われますから、

小数のわり算などができてないと苦労します。

苦戦、大変、苦労と同じような言葉を

3連続で使いましたが、そのくらい

算数ができるかどうかは重要なのです。

そのため、算数・数学が苦手なら、

まずはそちらから習得していった方がよいです。

土台を作ってからの方が圧倒的に楽なのです。

さて、計算力が身に付いたら

いよいよ学習の始まりです。

流れとしては、以下のようにするとよいでしょう。

ステップ1

教科書や授業ノートをもとに内容を頭に入れる。

暗記するべきことは暗記しておく。

いらない紙に書いて覚えるのも効果的。

ステップ2

問題集などで実際に問題を解きながら覚えていく。

忘れていたことや間違えたものは特に注意して覚える

(一回やっただけで終わらせず、何度もやったほうがよい)

ステップ3

試験前に最後の確認。

全部解けるようになってたら、もう最高。

これらを実行しておけば点数が取れます。

問題なのは、上の3つのステップの

どこかでつまづいてしまうこと。

一番多いのはステップ1です。

何を言っているのかがわからない。

書いてあることの意味が分からない。

こういう時には塾などで説明してもらうのがよいですが、

それができない場合は・・・

いっそのこと、内容理解を後回しにするのも1つの手です。

そのかわり、基本的な用語とその意味を覚えていく。

ステップ2を先にやってみてもいいです。

そうして内容について分かってから、もう一度読んでみると

さっきは分からなかった説明がわかるようになることもあります。

つまり、「習うより慣れろ」という感覚です。

ステップ2をやってからステップ1をやってもよいのです。

新しい電化製品を買ったときに、

じっくり説明書を読んでから使う人はステップ1を、

実際に使いながら慣れるのが好きな人はステップ2を

中心にやっていくとよいでしょう。

なお、ステップ2を先にやる場合は、

比較的、簡単な問題集を使うとよいでしょう。

その方が、リズムよく進められるからです。

もちろん、解いていて分からないときは

答えや解き方を見てしまっても構いません。

そのかわり、覚えるようにしてください。

それをやっておくだけでも、かなり点数は違ってきますよ。

(まとめ)

・まずは計算練習から。特に小数

・読んで覚える→問題集を解く→最後に確認 の順番

・読んでも分からないなら、いっそ用語を覚えていこう

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