口呼吸を直そう

【口呼吸を直そう】

私は幼少時、病弱でした。幼稚園の三分の一は欠席、

小学校低学年のうちも月に最低一度は風邪を引いていました。

それがいつしか風邪をひとつもひかない体となった。

別に、バカになったわけではありません。

口呼吸が直ったのです。

そもそも私は鼻が悪く、

よくつまったり鼻炎アレルギーを起こしたりしていました。

それが漢方薬による体質改善で

小5の時に鼻が良くなったのです。

それから口呼吸ではなく鼻呼吸になりましたが、

そうすると不思議なもので、

・成績が良くなった。点数で言うと20~30は上昇した。

・風邪をひかなくなった。

この2つのメリットがあったのです。

今、実際に指導に立つ側になって感じますが、

口呼吸の人の成績は必ず、低いです。

当塾に来る生徒の最初の点数の平均が50点くらいとしたら、

口呼吸の人は20~30点です。

また、思考力や記憶力も鼻呼吸の人に劣ります。

特に、鼻がつまっているとその傾向はさらに強まります。

医学的にも口呼吸は健康に良くないことが言われていて、

ウイルス性の病気になりやすくなる上に、

心臓病などの原因となることもあるそうです。

ここで皆さんにもう一度確認しておきたいことなのですが、

教育の目的は点数を上げることではありません。

成績を上げることでもありません。

その子を幸せにすることです。

口呼吸でいることは大きなハンデとなります。

それを放置したままでいることは決して

その子にとってプラスにはなりません。

口呼吸は口が閉じられませんから、

どうしても口が開いた顔になるため、

ビジネス等の場で信頼を得るという点でも不利になってしまいます。

鼻の病気があれば、治しておくに越したことはありません。

市販の医療器具などでも鼻づまりが改善できることもあります。

花粉症でも、最近では色々な治療法が生まれているそうです。

なお、鼻呼吸ができるのに口呼吸をしていたら、

必ず鼻呼吸にして下さい。

ぜひともお子さんの健康と体には、

成績上昇にかける10倍の情熱をかけて欲しいと願っています。