2,塾の通い方

【塾の通いかた】

塾に通わせる以上、成績を伸ばしたいと考えて通わせるのが

当然でしょう。そのために、いろんな対応をとる家庭があります。

・特に何もしない家庭。塾に全部おまかせ。

・特に何もしないが、きちんと通っているかどうかは気にする家庭。

・塾や学校の宿題だけはやりなさいと言う家庭。

・塾や学校の宿題の面倒を親御さんが見る家庭。

・塾や学校の宿題以外にも勉強をさせる家庭。

正直なところ、塾に通っているのであれば、自宅での学習は不要です。

むしろ、やらせすぎて意欲を損なう可能性がありますから、

かえって逆効果になることが多いです。

少な目の量で、マイペースで復習的なことをやるのであれば大丈夫ですが。

塾の講師とは基本的に、教えることに関してはプロです。

どうすればわかりやすく伝わるか、そしてどうすれば習得できるかを

きちんと考えた上で発言したり出題してくれます。

ですから、指導の部分に関してはあまり手を出す必要はないのです。

あまりに不満があるのであれば、塾を変えればよいのです。

家庭では、塾でできないことをやればよいのです。

その第一歩が、食事です。

ごちそうを用意する必要はありません。ただ、栄養のあるもの、

自然に近いものを食卓に乗せればよいのです。

好き嫌いがあるなら、多少は工夫したりすることも必要でしょう。

過去、私が受け持った生徒の中で、食生活があまりにも不安定な

生徒の成績を上げられたことはありません。

朝食をとることも大切です。パン食よりは、ごはんの方が

栄養としては優れているようです。最低でも、

バナナとヨーグルトなどは食べておくとよいでしょう。

ただし、毎日ご飯だと飽きるということもあります。

楽しい一日を過ごすためにも、できるだけ好きなものを

食べさせるということも栄養と同じくらいに大切です。

食欲がない場合はおいしく食べられるように工夫したり、

ちょっとでもいいから食べるようにすることが大切です。

食事を軽視して大きな成長を期待することは難しいでしょう。

当たり前のことを今日は述べましたが、その当たり前のことが

できてない場合が多いのが今の日本です。

ちなみに私は三食欠かしたことは一度もありませんね。

遅刻してでも何か食べてから登校した剛の者(笑)です。

3,理想的な食事 へ進む