やる気論
お子様の、勉強に対する「やる気」。
これはもう、永遠のテーマだと思います。
私はそれについて考え、悩み、発見し、寝て、考え、書き上げました。
お子様のやる気アップについての一冊「やる気論」を。
総文字数、64019文字。
ここで、本書の「はじめに」のところを抜粋いたします。
これで、本書がどういったものか分かって頂けると思います。
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【はじめに】
はじめまして。アシカの会、代表の宮澤信次と申します。
本書は、「勉強に対するやる気」について、
現時点での私の考えの全てをまとめたものです。
突然ですが、質問です。
『勉強にやる気は、絶対に必要でしょうか?』
「ウチの子、やる気が無くて困るのよー」とか、
「やる気さえあれば成績は伸びるのに・・・」というお話を、
保護者の方から何度も聞いたことがあります。
結論から先に申し上げてしまいますと、
勉強にやる気はそこまでなくても大丈夫です。
どちらかというと、やる気が高いことよりも、
やる気が常に一定である方が教える側としては、指導しやすいです。
また、やる気よりもあったほうがいいモノは他にたくさんありますし、
大抵のプロの塾講師・家庭教師なら、やる気に関わらず
成果を上げることができるからです。
でも、やっぱりやる気はあるに越したことはありません。
もちろん、時にはやる気が空回りしてしまうこともありますが、
一般的にはやる気があったほうが便利です。特に、やる気にムラがなく
安定していると、指導の上でプラスになります。
ただ、「やる気が全てだ!」という考えにまで行ってしまうと、
それは目的と手段を取り違えてしまうことになりますから、
「やる気は高めに維持できれば理想的」ぐらいの気持ちでいた方がよいでしょう。
「第1章 やる気について考えよう」では、やる気とは何かという
最初の思考から始まり、やる気を10段階に分けて考えることなど、
やる気をこれから上げていくための基本的な考え方を解説します。
「第2章 これが「やる気」を奪うヤツらだ!」では、
せっかくのやる気を奪っている5つの原因について説明し、
やる気のムダ遣いを防止するための方法を解説します。
これにより、やる気が下がることをなくしていきます。
「第3章 実践編!やる気を「引き出す」テクニック」では、
やる気を一気に引き上げ、高いやる気を出させるためのポイントと、
やる気を少しずつ、しかし着実に高めていくためのテクニックを中心に
具体的な方法について紹介していきます。これにより、
やる気をあらゆる方法を使いながら高めていきます。
「第4章 自立編!やる気を「自ら引き出す」テクニック」では、
生徒さん自身が自分自身のやる気をコントロールして、日々の勉強を
やり抜いていくための、役立つテクニックを解説します。
これにより、中学生~高校生の生徒さんが、自分自身を
管理し、維持できる姿を目指していきます。すなわち、自立です。
「第5章 年代別!こうすればやる気のある子に育つ!」では、
生徒さんの年齢にあわせたやる気アップのための方法について
詳しく解説することで、本書の内容の実行のコツを解説していきます。
「第6章 最終話「やる気を超える」では、やる気のさらに先にある
もっと大事なものについて解説し、さらなる進化を遂げるための
考え方について紹介し、本書のまとめといたします。
やる気を本当に高めていきたいと考えるなら、当たり前のことですが、
やる気について知らなければなりません。詳しく知ることで、
はじめてコントロールすることができるはずです。
そしてそのための方法、引き出しを他の人よりも多く持っておく。
それが、やる気アップのための着実にして正確な道のりです。
私は、この理念を常に念頭に置いて、本書を書き上げました。
生徒さんのやる気アップ、保護者の方のお悩み解消、
指導者の方の指導の参考などのお役に立てれば幸いでございます。
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上記の中にありますとおり、
お子様のやる気を引き出し、お子様自身がやる気をコントロールし、
そしてやる気を越えていくための一冊です。
お読み頂ければ幸いです。
ダウンロード版は500円、
製本版は700円です(税込)。
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