プラス・アルファで一歩先に行こう

【プラス・アルファで一歩先に行こう】

一週間の中で、100のことを学校からやらされたら(習ったら)

105やらないと意味がありません。

たった5でも、それが大きい。それが積み重なることで、

周りと差がついていきます。

イメージで言うと、毎月の給料を全部を使い切ってしまっては

貯金がたまらないのと同じことです。

他人に勝とうと思ったら、

・人より量を多くする

・人より効率よくやる

・人より優れた才能を持っている

この3つのうちのどれかが必要です。全部ある人もいます。

量を多くやろうと思ったら、時間をかけるか、

スピードを上げるかのどちらかが必要です。

両方だと素晴らしい成果がでますが、

スピードを保ったまま長時間の学習をするのは難しいです。

大量に学習するのも集中して急いでやるのも難しい、という人は

1日10分でもいいですから、継続していくとよいでしょう。

例え1日10分でも、1年やり通すと60時間になります。

こうして、差が生まれていくのです。

部活がハードな人でも、1日10分なら何とか時間を作れるでしょう。

そのチャンスを無駄にしないことが大切です。

また、余裕が出てきたら15分、20分と少しずつ増やすのも効果的です。

ところが、私立校は宿題・課題が多く出る傾向があります。

高い学費をもらう以上、たくさん出す必要があるのでしょう。

そうなってくると、自分独自の勉強をする時間が

なかなかとれなくなってしまうことがあります。

こういう場合は、効率を良くしていくしかありません。

これは、工夫次第でいくらでもアイデアを活用することができます。

例えば、英語で課題のプリントが出たとき、知らない単語があったら

調べて解いていくわけですが、この時、自分用のミニノートを用意して、

それに出てきた単語をメモしていくのです。

そうしておけば、後で覚えるのが楽になります。

一番良くないのは、出された課題を「ただこなす」「消化する」ことです。

これは100のことが出されたら、事務的に100を処理するだけですから、

お子さんの成長にはほとんどつながりません。

しいていえば、事務処理能力が高まるだけです。

これはこれで将来の役に立つこともありますが(笑)

小さな努力か、小さな工夫を実行して無理なく積み重ねていくことで、

気がついたらたっぷり貯まっている。これは理想的です。

なお、才能には生まれつきのものと、習慣・環境で身に付くものの

2種類がありますが、これは別の機会にお話しします。

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