学校の勉強だけでは足りないもの

【学校の勉強だけでは足りないもの】

学校の勉強は、した方がいいか、しなくてもいいか、

と言われたら、「した方がいい」と答えます。

「将来の役には立たない」「数学なんて社会で使わない」

よく言われるフレーズですが、学校の勉強は、

言うなれば筋トレや柔軟体操、ランニングのようなものです。

それらは、全てのスポーツに通じる、土台となるものです。

勉強も同じで、全ての頭脳活動に通じる、土台となるものです。

中でも、計算力、読解力、作文力(表現力)は

職種を問わず、必要とされることの多い力です。

理科や社会は、内容については学年が上がるにつれて

専門的になっていきますが、それらを学ぶ中で

論理力や暗記力などを鍛えているのです。

(まさに、それこそがコンフーです!)

しかしながら、学校教育を全部きちんとマスターすれば

それで十分、というわけではありません。

学校教育だけでは足りないものがあるのです。

例えば、料理。

家庭科で調理実習を時々やりますが、時々なので、

料理の基本的な技術は身に付きません。

でも、料理はできた方が遙かに良いです。

例えば、英会話。

学校の英語は、読解、筆記に重点が置かれていますので、

「テストの英語はいいけど英会話は苦手」という人も多いでしょう。

英会話は、全ての人ができるようになる必要はありませんが、

学校の英語をきちんとやれば海外で通用する!とは

思わない方がよいでしょう。

他にも、道徳、教養、金銭教育、コミュニケーション能力。

足りないものは、数多くあります。あるいは、国語のように、

習ってはいるけれど不足している、というものもあります。

学校の国語だけでは、国語力はなかなか伸びません。

このコラムでは、学校教育だけで足りないものについて解説し、

どのように学べばよいかを提案していきます。

学校の勉強をある程度しっかりやることで土台を作り、

学校教育で足りない部分を習い事や家庭教育で補い、

自分の好きな分野について専門的に学び、仕事につなげる。

どうでしょう?もしもお子さんが、このような人になれたら、

「立派になったねえ・・・」と涙を流さずには

いられなくなるのではないでしょうか。

このコラムは、それを目指して執筆していきます。

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