こんにちは、長野大学です!
今日は、長野大学新棟建設の現場で研修を行っていた北野建設の新入社員のお二人をご紹介します。9月をもって研修を終え、次の現場へと羽ばたいていくことになりました。若い力がこの現場でどのような経験を積み、どんな思いを抱いたのか、インタビュー形式でお届けします。
長野県で働きたいという思いから北野建設に入社した男性社員さん。高校時代に進路を考えたとき、工学分野の中で建築の方がイメージが湧きやすく、この道を選んだそうです。
前の現場では改修工事が中心でしたが、長野大学では鉄骨の建て方を行う新築現場に携わり、「毎日景色が変わって新鮮でした」と笑顔で語ってくれました。改修ではあまり変化が見られない分、新築の現場では建物が立ち上がっていく実感を強く味わえたようです。
この現場で大きく成長したと感じるのは「説明力」。職人さんに的確にわかりやすく伝えることの大切さを学び、「説明には経験が必要。これからもっと多くの経験を積みたい」と前向きな姿勢を見せていました。
また、現場写真や見積書類の作成を任され、工程のイメージをつかむ力も伸ばせたとのこと。「仕事を任せてもらえることが嬉しかった」と充実した表情を浮かべていました。将来はこの現場で出会った先輩方のように「立派な現場監督になりたい」と力強く語ってくれました。
もう一人は、大工であるお父様の影響で幼い頃からモノづくりに親しみ、建築の道へと進んだ女性社員さんです。将来的には長野県で働きたい気持ちがある一方で、「若いうちはいろいろな経験を積みたい」と、東京などでも挑戦できる北野建設に入社しました。
木造のイメージが強かった建築も、研修を通じて鉄骨やRC構造の建物に触れることで、新しい視点が広がったそうです。長野大学の現場では鉄骨建て方の新築を体験し、「毎日景色が変わって建物が出来上がっていくのが楽しかった」と振り返ります。
とりわけ学びが大きかったのは「段取りの大切さ」。手すりの数量拾いを任された際、最初は「なぜこのタイミングで?」と疑問に思ったものの、仕事を重ねるうちにその理由が理解でき、知識が自分の中でつながっていく感覚があったとのこと。「新しい知識を学ぶのが楽しい」と前向きな気持ちを話してくれました。
将来は設計職を希望しており、「さまざまな経験を積んで縁の下の力持ちになれるように頑張りたい」と抱負を語ってくれました。
若手の新入社員が現場にいると、空気が一層フレッシュになり、私たちも元気をもらえます。今回の研修を通して、二人が多くの学びを得て次の現場へと進んでいく姿に、大きな頼もしさを感じました。
長野大学の現場での経験が、これからのキャリアの礎となり、未来の建設業界を支える力へとつながっていくことを願っています。
お二人のこれからの活躍に、心からのエールを送りたいと思います!