こんにちは、長野大学です!
今回は、新棟建設の現場でインターンを経験した学生さんにお話を伺いました。将来の建築を担う若い力が、現場でどのような学びや発見をしたのかをご紹介します。
今回インタビューに答えてくれたのは、建築の意匠を専攻する大学3年生の女性です。
インターン先にJV(北野建設さんを含む共同企業体)を選んだ理由を伺うと、こんな答えが返ってきました。
「長野が大好きで、就職では地元に戻ってきたいと思っています」
郷土愛を胸に、地域の建築に携わる姿を夢見てインターンに参加されたとのことでした。
インターンでは「すみだし作業」に参加。建築の平面図や設計図をもとに、実際の現場に基準となる線を描き出す重要な工程です。
「すみだし専門の職人さんがいることを知りませんでした」
と驚きを語ってくれました。建築の現場には数多くの専門職人が関わり、それぞれが高度な技術を支え合って建物が形作られていく――そのリアルさに触れ、大きな学びを得たようです。
また、現場で出会ったJVの若手社員の姿にも大きな刺激を受けたそうです。
「若いのにすごいな~と思いました」
同世代に近い若手が活躍する姿は、自らの将来を思い描く上で大きな励みになったとのこと。インターンならではの“生の出会い”が印象深い経験になったようです。
将来について尋ねると、少し照れながらも素敵な夢を語ってくれました。
「いつか自分の家を建てたいんです」
学んだ知識や経験を生かして、自分の住まいをデザインすること。それはきっと、彼女の原点であり目標でもあるのでしょう。
今回のインタビューを通じて、建築を学ぶ学生さんのまっすぐな思いと、新棟建設の現場がもつ教育的な力を改めて感じました。未来を担う若い世代が、ここ長野大学のキャンパスで経験を積み、自らの夢へとつなげていく。
新棟は、学びの場であると同時に、こうした成長の舞台でもあるのです。
これからも「長野大学の未来を築く – 新棟建設日記」では、現場に関わる人々の声をお届けしてまいります。どうぞお楽しみに!